今日は今年3回目の本読み。
今年の公演は6月末で、公演までに十分に時間があるため、
今は、台本をしっかり読み込む事に時間をかけている。
ところが今日は主役が欠席。
仕事が有るのは理解できるけれど、時間調整とか出来ないのかね?
そんな訳で、今日は元々主役をやらせたかった女性が代役。
台本にする時に、役者を想定して書くと言う手法の座長。
もしかして、今日はそれを試してみたかったのかも知れません。
そんな座長の思惑通りだったのか?
今日は台本を初めて読んだ時の、芝居のイメージ通り。
感情の起伏を表に出さず、ひたすらクールで知的な女性。
そんなイメージのセリフのやり取りで、ちょっと笑っちゃった。
自分の役を他人がやるのって、凄く勉強になります。
僕ならこうする・・・・と言う部分や、なるほどなぁ・・・・と思う事もあって、
色んな意味で役作りをする時の参考になる。
しかし、台本を手にしてから、もう3か月になると言うのに、
いまだに台本の棒読みの人が沢山居て、ちょっとがっかり。
特に女性にそう言う人が多いですね。
立ち稽古になれば、また芝居の感じも変わってくる。
だから最初にベースとなる自分なりの役作りをしておかないといけない。
僕はそう思って、本読みの時から意識してやっている。
不思議なもので、そうやると舞台上の立ち位置などのイメージが
色々と浮かんでくるのです。
サッカーでも同じですね。
自分がイメージするプレーをいくつ持っているか?
どの場面でそれを使おうか?いつも考えています。
かと言って、それが実際に上手く行くのは滅多にない。
イメージとちょっと違うと対応できなかったり、想定通りにはなかなかならない。
その原因の殆どは練習不足なのです。
練習していない事は本番で出来る訳がない。
練習で上手く行かなくても、練習を続けていれば本番で出来ることはある。
結果だけを見ると同じようで、全然違うのです。
まぁ、他人の事は言っても仕方がありません。
自分が出来ることは、しっかりやる事ですね。
『練習は裏切らない』ですから。