週末の話じゃありません。
休診日前の病院の待合室の話です。
このブログで何回か書いたとおり、もう5年以上前の事になるけれど、
前の会社で、職場のストレスが原因で不眠症に陥り、血圧が急上昇した。
一時期は睡眠薬を医者に処方してもらって飲んでいたくらいです。
それ以来、降圧剤の投与を受ける羽目になったのです。
それでも一か月に一回、診察を受けて血圧を測って処方箋を貰うだけ。
診察も10分程度の簡単な物で、処方箋を貰って薬局で薬を受け取るだけ。
ところが僕の住処から歩いて3分のところにある通う杉並区上荻の岡田クリニックは、
整形外科があって、リハビリもやって居るのでお年寄りの患者が物凄く多い。
この日はちょっと寝坊して、遅めの10時近くに行ったのだけれど
翌日が休診日とあってか?、待合室には座る場所も無いほどお年寄りがいる。
それも70歳を超えた『1軍』の方ばかりなので、僕のような『3軍』は
率先して『1軍』の方に席を譲らないといけない。
それでも10分くらいしたら席が空いて、やっと座る事が出来た。
それからがまた長かった・・・・。
僕の順番が来たのは、受け付けてから1時間半後の11時半。
診察室で先生と雑談しながら血圧を測定し、クリニックを出て、
薬局で薬を受け取ったのが12時近くになってしまった。
それから駅まで徒歩で向かい、電車に乗って事務所に到着したのが1時半。
こちらの方はいつも通りかな?(笑)
しかし、病院は本当にお年寄りの溜まり場になっちゃってますね。
かと言って、機能回復訓練などのリハビリは必要です。
だから、文句を言ってはいけない。
お年寄りはそれぞれ、決まった自分の時間に来院する。
これは定年後にマイペースで生活するようになって初めて理解できた事ですね。
年を重ねて『1軍』になると、だんだん自分の生活リズムを変えられなくなる。
だから、僕のような『3軍』は空いている朝一番に行って早く診察を受ければ良い。
それが嫌ならば、僕のようにひたすら順番を待つしかないのです。
病院が混むのはクリニックが休みとなる日の前後。
月曜日と休診前の水曜日、休診翌日の金曜日に週末の土曜日。
つまり比較的空いている午前中は火曜日しかないのです。
それなのに僕は昨日、朝起きるのが面倒くさくなって今日になっちゃった。
定年前は、会社が休みの土曜日に通って居たから、気にして居なかったけれど
それでも芝居の稽古が始まると、朝一番に行っても待ち時間が長くて
稽古に間に合わない事が何度かあった。
これに子供の風邪やインフルエンザが加わると、クリニックの混雑も半端じゃなくなる。
それでも、僕の住んでいる地域は個人病院やクリニックが沢山あって、
横で連携を取って、大病院並みの診療を受けられるので助かっているし、
混雑だって大きな病院に比べたら待ち時間が短くてマシな方。
東京の杉並区と言った、都内でも特異な便利さがある荻窪ですら、これですから、
大きな病院しかない地域や、日本中の医者不足、病院不足って深刻な問題だって感じますねぇ。