あぁ、面倒くさい・・・『月曜日の憂鬱』
休み明けの月曜日の朝は特にそう思う。
これは大人に限らず、子供も含めて皆同じ思いじゃないかなぁ?
中には、仕事が生き甲斐で仕事になると生き生きしている人も居る。
でもね、そういう人にとって『仕事』はもはや『仕事』では無くなって
『趣味』や『遊び』になっているのだろうから、憂鬱になる訳が無い。
かつて僕は仕事をする時には『楽しむこと』をいつも思っていた。
『楽しい』と思う基準は人によって違うから、ここでは僕の持論を話しましょう。
多くの日本人は『楽しんで仕事をする』事は、悪い事のように捉えている。
と言うのも『楽しむこと』=『遊び』と考えているからでしょう。
だから仕事を楽しんでいる人を見ると『不真面目』『不謹慎』といった
『遊び感覚で仕事をしている』事が悪い事のように思うのでしょうね。
黙って、デスクで黙々と与えられた仕事をこなすだけ・・・・
と言う人は、それでもいいかもしれません。
言われたことしかやらないくて、それで良いと思っている人ですね。
僕にとってそういう時間は地獄です。
だから、自分の職場や、自分の行く場所がつまらなかったら
楽しめるような仕事の環境にしてきた。
それで『不真面目』のレッテルをはられるんですけどね。
そんな事を怖がっていたら、楽しめるものも楽しめなくなる。
僕は子供の頃から、楽しくない事はやらない…を通してきた。
だからと言って、嫌なことをやらないで来た訳でもない。
誰でも、嫌なことを『嫌々』やる事は苦痛でしょう。
だから僕は『嫌な事も、楽しみながらやる』ようにしてきた。
楽しもうとすると、不思議なことに『一生懸命』になるんですね。
一生懸命やるから、楽しくなる・・・・のかも知れません。
それは『本気でやる』…と言う事なのかもしれません。
とにかく僕は、どんな辛い事もヘラヘラ笑ってやってきました。
僕は転職を6回したのちに、定年まで勤めた会社に入りましたが、
それまでの仕事がつまらなかったかと言うと、全て面白かったです。
つまらない仕事、楽しくない仕事なんて、何一つ無かった。
それは、僕が一生懸命やって来たからなのか?
楽しかったから一生懸命になれたのかは判りませんが・・・・
楽しくなくなる時、楽しくない時は一生懸命になれなくなる時ですね。
一生懸命になれないものは『本当に好きじゃないんだ』
と自分で判断して、辞めてきました。
僕が楽しくないと思ったことを続けたのは定年前の数年だけでした。
職場に居る事が苦痛だったけれど、抜け出せなかった。
その時は『もう数年でゴールだから…』と頑張ったのですが
不覚にも不眠症に陥り、高血圧になって精神科の世話にまでなった。
その時のカウンセラーの先生から
『楽しい事、楽しくなることだけ考えて生きなさい』と言われました。
やっぱりそうだよな・・・・そう思ったら、また元気が出てきて・・・・
月曜日の憂鬱が続くなら、辞めてみるのも一つですね。
まぁ、最終的にはその勇気があるかどうかですが・・・・。