『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『レベルの差』を自覚しない限り、それ以上にはなれない

2019年11月18日 | 定年退職後の人生
どんな事でもそうなのだけれど、僕は他の人と一緒にされたくない事があります。
特に仕事ではそうかな?
今の事務所のメンバーは明らかにレベルが低い。
設計者として来ている前の会社の先輩でさえも、僕から見ると同じレベルの設計者じゃない。
ここで『レベル』と言っているのは、能力の話じゃなく、発想や考え方、仕事の進め方など、
仕事に対するスタンスの話です。

僕は、前の会社で誰も手を出さずに放置されていた『研究開発装置』の設計を多く手掛けた。
そういう仕事は失敗も含めて、すべて自分一人でやらないとならないから、
仕事の進め方や納期までの日程を、他部署と相談しながら全て計画する事も仕事の一部だった。

今の事務所に居る設計者は、いわゆる『研究開発装置』の仕事をして居る訳じゃない。
何かの問題を解決するために実験などで試行錯誤しながら進める仕事ではないのです。
当然、そういう人たちは誰も経験した事がない問題を解決するようなことは経験していない。
クライアントに言われたとおりの仕事をこなすと言う意味では、『良い技術者』なのでしょうけれどね。

僕と彼らの決定的に違うところは『計画性』
僕はまず、仕事全体にかかる時間を見積る。
ここでまずクライアントの要求する納期に間に合うかを判断する。
無理ならばキャンセルするか、納期を替えて貰うかのどちらかになる。
前の会社でもそうだったけれど、往々にして納期が決まって居る事が多かった。
まずはクライアントの要求する納期が最優先ですからね。
なのでそこから納期を意識して、そこから逆算して日程を立てる。

自分の立てた日程通り進まない時は、残業したり、時には徹夜で、
とにかく自分の立てた日程を守ることはやり通した。
これは僕のいわゆる『弟子』たちも、当たり前のように思ってくれていた。

ところが今の事務所の連中は、そう云った『計画性』が無い。
日程表はどうなっているんだ?と訊くと、
『頭の中に有る』という。
具体的に書けないのは僕にとって『出来ていない』事なんだけどね。
遅れが出ても『※▽□で・・・』と、『自分は悪くない』と云った態度。

組み立て作業も行きあたりばったり。
次の作業や手順も考えていないくせに『頭の中にある』の一点張り。
色々とアドバイスしても『うるせぇなぁ』という空気が漂う。
色んな意味で『レベル』が低いのですよ。

それでも、会社って成り立ってしまうんですね。
前に居た会社は、色々な面で『プロフェッショナル』の多い、
意識レベルの高い、素晴らしい会社でした。

だから『設計者』などと、そう云った『プロ』と一緒にして欲しくないですね。
『レベルの低さ』、『レベルの差』を自覚しない限り、それ以上にはなれないのですよ。
教える以前の問題です。
コメント
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