『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

米寿のお祝い

2019年11月24日 | 劇団ステージドア
今日は劇団の顔、劇団最年長の瀬戸口さんが今年、米寿を迎えられて、
そのお祝いを、九段下にある『ホテルグランドパレス』で開かれる事になって、
僕も劇団員の一員として、ご招待を頂いた。


瀬戸口さんと出会ったのは2005年。来年で丸15年になります。
僕が演劇を始めるようになったきっかけを下さったのは、瀬戸口さん。
2005年の劇団公演『絵画泥棒』には、僕の叔母が出演する予定だった。
ところが、公演直前に急逝。
叔母は日本舞踊の花柳の名取で芸者をやっていた。
若い頃は渡辺プロで芸能人に踊りを教えていた事もあった。

その叔母が、今の劇団の座長や瀬戸口さんらと共に、
前身である故遠藤周作さん率いる『劇団キザ』に参加し、
その後、座長らと『劇団ステージドア』を立ち上げた。
僕は叔母からその劇団に来ないかと、何度か誘われていたのだけれど、
『ふん、素人の劇団なんて興味ないよ』
と言って、叔母が亡くなるまで一回も公演を観に行くことが無かった。

叔母の葬儀に出席されていた、瀬戸口さんの存在に気が付いて、
親戚の中では、何故か接待係みたいな役割の僕が声をかけた。
その時に頂いたチケットで劇団公演を観に行って、愕然とした。

若い頃に自分が舞台関係の仕事をしていたことも有って、
その時の舞台は、素人が手掛けたものじゃない事もすぐに判った。
上手い劇団じゃないけれど、何か伝わってくるものがある。
そして公演後に、座長を紹介され
『お話は聞いていましたよ、一緒にやりませんか?』
と言われて、二つ返事で劇団に加わることになった。

それからの僕は、芝居をやる事で人生が活き活きしてきた。
芝居を通じて学ぶこともものすごく多い。
そんな楽しい人生のきっかけを作ってくれたのが、今日の主役瀬戸口さんだったのです。

米寿になっても、劇壇では存在感が抜群です。
芝居は決して上手くない、台詞だって良く忘れる。
でも、存在感は他の誰よりも大きくて、僕の友人にも瀬戸口ファンは多い。

僕にとって、人生の目標にする一人、とても大事な人です。
いつまでも元気で、たとえ車椅子の生活になっても、
命ある限り、ずっと一緒に芝居を続けて欲しいですね。

お祝いの会は劇団員の唄あり、コントあり、瀬戸口さんの友人のフラダンスや、
ウクレレの演奏などで楽しい余興の連続。

写真は振付担当の河岡先生とのツーショットです。
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