『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

規格外・・・・

2009年09月15日 | Weblog
規格品というのは規格に従って作られた製品、
規格に合わせて作った品物を言うのだが、工業製品においては
これが凄く重要な意味を持つ。
規格に入らない物は「不良品」もしくは「不適合品」として
捨てられたり、処分品の対象になったりする。
この不適合率が高いと、利益に直接響くので、製品管理に躍起になる。

日本の人間社会でも、このような規格品が好まれる。
会社の方針に則って、行動する。
命令を忠実に守る、言われたとおりの事をやるのが優良社員。
まぁ、当たり前のことのように思えるけれど、実は違う気がする。
こういう人間を「品行方正な社員」と言ってしまうのが恐ろしい。

こういう言う発想は、何処か中国や北朝鮮といった共産圏の匂いがする。
品行方正とは「おこないがきちんとして正しい」と言う意味で
共産圏でいう「品行方正」と、民主主義の社会でいう「品行方正」は、
意味が違ってくる。

たとえば長嶋茂雄。彼はいわゆる「規格外」だった。
他の人間には考えられないような、行動を平然としていた。
別の意味での規格外はイチローかな?
こちらに関しては、昨日今日で新聞に散々書かれているから
あえて僕が語るまでも無いだろう。

サッカーでは中田英寿。最近では本田圭介。
こちらは日本では「規格外」。ところが海外では「標準」なのです。
それゆえに浮いてしまって、異端児扱いされる。
中田英寿が引退するまで、その「規格」に誰も合わせられなかったというのが
日本のレベル。そういう意味では、本田圭介も可愛そうな気がする。

さて、今日は内閣が決まるらしいけれど、鳩山さんは「規格外」なのかな?
閣僚人事でも、管直人やら民主党の仲良しグループと、
お義理でどうでも良い社民党や、国民新党から代表を選んで
組閣するみたいだけれど、見るからに長寿内閣。新鮮味全くなし。

本当に日本のために最強の閣僚を選ぶなら、敢えて自民党の実力者を登用するとか
今までの常識を変えた組閣をして欲しいね。
日本を変えようとするなら、それぐらいの「規格外」な事を
やれなくちゃ、何にも変わらないんじゃないの?

何だか自民党の頃と、やっている事が変わらない気がしますがねぇ・・・
コメント
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