開港154年を迎えた記念日に横浜港エリアの赤レンガ倉庫パークから象の鼻、開港記念会館などぶらり散歩してきました。
象の鼻エリアから横浜開港広場へ向かい、日米和親条約締結の地として、またスケッチポイントとしても有名ですが、この日は画家の姿は無かったが、海岸教会や開港資料館を望む景観は素晴らしい・・・
資料館旧館は、旧英国領事館だったもので館内には開港当時の貴重な資料を閲覧することが出来、シックな旧総領事の執務室も特別公開されていました。
横浜三塔の一つのキング塔(神奈川県庁)は、アフリカ開発会議(TICAD V)開催中だったためでしょうか一般公開はなく、期待のジャック塔の開港記念会館へ・・・
ジャック塔では、開港記念日限定で塔の上に搭乗できる特別公開されており、2階から117段の螺旋階段を登り、塔頂へ登ることができました。
螺旋階段はステップも小さくグルグル回りながら登ると目が回るようですが、その構造や装飾を楽しみながら快適さを感じていました。
時計台の裏側の様子も見られますが、からくり時計のような仕掛けは何もありませんね・・・
さらに急階段を上がると、バルコニーのある窓からは、キング塔やクイーン塔、大桟橋方面を望むことが出来ます。
何度もスケッチしながら複雑な屋根の構造も上からの眺めは、こんな風に見えていました。
館内の講堂もそのデザインや装飾、ステージ、照明など素晴らしいものがあり、古きロマンが漂う雰囲気でした。
館内にはもう一つ有名なステンドグラスがありますが、開港150年記念事業で修復されたもので、ペリー提督が乗っていたボーダハン号を描いたもので、美しい輝きを放っています。
横浜開港154年の歴史を刻んだ最も価値観を感じるジャック塔の内部を心ゆくまで見て回り、改めてその魅力に魅かれていた。
最近描いた開港記念会館の一枚です・・・(-_-)