雨台風の影響で小雨が降る日でしたが、北鎌倉のあじさいの名所である古民家ミュージアムで「あじさい小径」が見頃となっていると聞き、観てきました。
北鎌倉駅に着くと、円覚寺前は電車から降りた明月院などアジサイ名所巡りの観光客で埋めつくされており、この時期特有の光景が見られ その人気ぶりにビックリ・・・
「古民家ミュージアム」は、我がふるさと福井の越前町から古民家を移設されたもので、ゆかりのあるミュージアムとして毎年アジサイ時期のみならず訪れており、以前は「古陶美術館」として陶器類の企画展が多かったが、改名後は色々な企画展が開催されていおり、度々訪れています。
今回も「あじさい展」が同時併催されており、貴重な種類のアジサイや紫陽花を描いた画や陶芸、写真など、アジサイをテーマにした作品が展示されていました。
「あじさいの小径」は、展示館の庭に小径が出来ており、館長が自ら全国から集められた珍しい種類の自生あじさいが、見頃を迎えていました。
案内によると、約100種類のヤマアジサイやガクアジサイが庭や展示館周囲に植えられているそうで、小さな素朴な花が多いのが目立ちましたね・・・
裏山に接した小径には、紫やブルーのヤマアジサイやガクアジサイが色変化しているように、鮮やかな彩を競っているようでした。
打ち上げ花火のように星が飛び散るようなスミダノハナビも実に爽やかな美しさを見せていました。
苔生す中庭には、石灯籠や五輪塔を囲んでガクアジサイが舞を演じているように美しい姿を見せています。
館内には、アジサイの盆栽?や写真が展示されていますが、手塩にかけて育てられた名花ばかりでしょうね・・・
館内には、押し花絵やちぎり絵など古民家の雰囲気にマッチした素晴らしい作品も見られました。
隠れアジサイ名所とも言われるミュージアムを後にして明月院へ向かったが、明月院通りは大変な混雑となっていたので諦めて、浄智寺、建長寺へと向かいました。