未明に、富士山から「えのしまに おいでよ~」と起こされて目が覚めると、梅雨の晴れ間の青空が拡がっており、迷うことなく早朝から江の島へと飛び出していた。
この日は世界のFujisan Day となる記念すべき日でもあり、期待しながらマイコースの引地川遊歩道を走り鵠沼海岸へと向かった・・
引地川河口では、珍しくスタンダップ・バトルボードを楽しむグループの姿があり、先日逗子海岸でも見ていたが、新しい水上レジャーとして人気が出ているようですね。
鵠沼海岸からは世界遺産登録を訴えるかのように梅雨時期の富士山とは思えない姿を見せて迎えてくれました。
この日は休日でもあり、富士山を眺めながら遊歩道を走るランナーも多く見られ、「いいね!いいね!・・」と思わずつぶやいていた
サーファーも富士山を眺めながら波乗りしているんでしょうか
サーフィング日和となっていました。
弁天橋を渡りアイランドスパからの眺めも最高でした。
江の島に入り下道を走り、撮影ポイントからの富士山も箱根連山とともに実に美しいシルエットが見られ、多くのカメラマンもこの姿を撮りあっていました。
奥津宮を経て稚児ヶ淵へと階段を駆け下りると、ここでもこの日にアピールするかのように絶景が拡がっていました。アウトリガーカヌーも元気な掛け声を響かせて白波を立てて快走していました。
稚児ヶ淵の岩礁では、珍しく釣り人の姿は少なく、海蝕の岩を叩く白波のしぶきも美しく、岩屋洞窟から望む富士山も主役を演じていました・・・・
稚児ヶ淵からの景観は、かながわの景勝50選にも選ばれており、原始人のような岩人の像も富士山の景勝を眺めて満足そうですね。
さらに芭蕉の句碑の前では、私も撮ってと言わんばかりにカメラに向かってポーズするニャンちゃんに応えて富士山をバックにパチリでしたが、ここは主役はニャンちゃんでしたね
江の島西海岸へ戻り、ビーチを走ると、ここでは海開きの準備が進んでおり、ブルで創りあげた瓦礫の富士山も脇役を演じています。
富士山の世界遺産登録のビック・ニュースも先ほど飛び込んできて、世界の富士山が誕生し、晴れやかな姿を満喫し、疲れも忘れてのファンランでした。