赤坂豊川稲荷を散策後、赤坂見附から国会議事堂、桜田門、皇居方面へとぶらぶらと歩いてみました。
見附交差点の弁慶橋に立つと、解体工事中だったあの赤坂プリンスホテルの姿が最も気になっていたところでしたが、先月には屋上部が地上に下りてきたばかりだったようで、弁慶濠の先にはその姿は消えていました。
弁慶濠に沿って坂道を上りきったところには、赤坂見附跡の赤坂御門の石垣があり、国の重要な史跡に指定されていました。
見附跡からプリンスホテルの解体現場を覗いてみると、旧館(旧李王家東京邸)は牽家工事が行われており、保存されるようでまたの公開を楽しみにしたい
平河町から国会議事堂を一回りして正門前にくると、休日でしたが国会議事堂見学ツアーの皆さんが大勢議事堂から出てこられたが、厳重な警戒態勢がとられていました
議事堂から国会前庭に入ると、庭園内には人影もなく美しい回遊式の和風庭園があり、池の鯉を見ながら散策していたが、真夏の陽も感じないほど涼味を感じていました。
桜田濠へ出るとこの日もランナーの姿が見られましたが、休日のお昼時間だったせいか、その数も少なく、加えて桜田門の工事が延長されており、通行止めとなっていました。
桜田門から法務省級本館へ向かうと、閉館されていましたが、霞が関でもっとも存在感のある赤レンガの外観が素晴らしく、東京駅駅舎に勝る明治の建築として描きたくなるスポットですね・・・
この敷地は江戸時代に米沢藩上杉家の江戸藩邸があった跡だそうで、記念碑が残されていました。
祝田橋から二重橋へ回ると、アジア系の外国人ツアー客の姿が多く見られ、記念写真撮りに懸命でしたが、正門の石橋が大変な人気スポットでした。
二重橋濠付近には、この日は藻が異常に繁殖しているようで、景観を損なうものを感じていました。
二重橋濠の奥には、正門鉄橋(二重橋)があり、一般参賀時に2回渡った記憶がありますね。
緑美しい外苑をへて巽櫓の景観も内堀で望む絶景ポイントでした。
赤坂から永田町、桜田門など江戸時代の風情を垣間見て、その変貌を見ながらの歴史散歩を堪能していた。