MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

雨の鎌倉巡り

2013年06月27日 | まち歩き

地元の小学生の校外活動で鎌倉巡りが行われ、例年同様ボランテイアチームで子供達のサポーターとして参加してきました。
この日は、出発時には降っていなかった雨も、現地に到着と同時に降り出してきて、午後には大雨となるほどで雨中の鎌倉散歩となりました。 

子供達に先行して鎌倉に入り若宮大路の段葛に立つと、早朝でもあり段葛を歩く人影はなく、これがアジサイ人気の鎌倉かと思うほど閑散としていました。

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段葛にある案内板を見て若宮大路から細い路地を入り、「宇都宮稲荷神社~宇都宮辻子 幕府跡」へと向かうと、緑に取り囲まれた一角に多くの朱色の幟が立つ中に「宇都宮稲荷神社」がありました。石碑の案内に依ると、大蔵にあった幕府を北條政子亡くなった後に、この地の宇都宮辻子へ幕府を移したそうで、こんな隠れスポットもあるんですね。大発見でした・・・

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その後、鎌倉名物の細い路地を歩いて宝戒寺、紅葉山やぐら、東勝寺跡を巡り歩いてみたが、鎌倉幕府滅亡の地である東勝寺跡は、開放されておらず中には入れなかったが、美しいアジサイが彩りを添えていました。

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子供達は、6人編成の10グループに分かれて、事前に念入りに計画した思い思いのコースで、前半は源氏山や銭洗い弁天、東勝寺跡、鎌倉宮、報国寺などを巡って荏柄天神社に来る予定となっていたので、コースの一部を先回りして立ち寄ってみました。
法華堂跡の頼朝の墓へ立ち寄ってみたが、こちらも早かったせいか人影も無く静かな佇まいでした。

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子供達が到着するまでには、時間もあったので鎌倉宮(大塔宮)へも立ち寄ってみたが、拝殿には守護神の獅子頭が迎えてくれ、撫で身代わり像に参拝して厄除けを祈願し、荏柄天神社へと向かう。

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前半の立ち寄りスポットの荏柄天神社で待つこと約30分で、各グループが順次到着していたが、雨の中を歩いてきた疲れが顔に現れていたようです。
丁度時を同じにして、藤沢や茅ヶ崎、横須賀の小学生のグループも天神社へ相次いで到着していたが、チェックしながらエールを送りました。

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子供達は、日頃縁のない手水の作法などを繰り返し学びながら参拝していたが、聞けば頭が良くなりますようにと、学問の神様にお願いしていたそうです。
思いを込めておみくじを引いて大吉をもらったと喜んでいる子どもの笑顔が印象的でした。

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全グループの到着を確認して後を追いながら、午前のゴール地点の鶴岡八幡宮へと向かい、お弁当を摂りながらそれぞれの情報交換が行われていたようです。
八幡宮では、既に七夕飾りが行われており、参道にはカラフルな傘の花が咲いていました・・・ 

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午後の部の長谷寺・鎌倉大仏コースでは、江ノ電を乗り継いでの鎌倉最大の名所巡りで、子供たちにとっては最も関心の高いスポットでした。
高徳院大仏へ先乗りして待ち受けていたが、午後からは雨足も強くなり、境内の歩道はあちこちに水溜りが出来る程で最悪のコンデイションとなり、無事に着いてくれるかと待ちながら心配も積もっていました。

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降りしきる雨の中で、大仏の表情もどこか優しげでもあり、憂いや厳しさも見せていたが、大雨は容赦なく降る続く・・・ 

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境内のアジサイだけは、雨に打たれながら美しく映えていましたね。

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子供達が到着するころは、雨脚も一層激しくなり、境内は外国人ツアー客などで埋めつくされており、記念撮影も出来ない程の大混雑となっていました。
雨を避ける本尊の周りの屋根下も人であふれる状況となり早々に引き上げたが、子供達の夢は中折れの様子でした。

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大渋滞の大仏通りを経て長谷駅に着いたときは、子供達も全身ずぶぬれの状況で江ノ電に乗り最寄駅の辻堂に全員が無事帰還したのが確認された時は、子供達以上にサポーターも疲労感一杯でした。

近く子ども達のレポートが出来ると聞いていたが、どのような想い出が綴られるのでしょうか?
この想い出が将来への夢に繋がって欲しいと願いながら雨の鎌倉巡りは忘れがたい思い出となっていた。

コメント (2)
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