日本三大祭の一つとも言われる赤坂日枝神社の「山王まつり」に久しぶりに出かけてきました。
今年は、都心を練り歩く神幸祭は、隔年開催のため行われる年ではなかったが、境内では「皇城鎮護都民平安祈願」が厳かに執り行われました。
日枝神社には、これまでも初詣やご祈祷などで訪れており、我が家にとってはご縁のある神としてご加護を受けてきており、気持ちが安らかになるスポットとなっています。
この日も、境内では夏越しの大祓いの茅の輪くぐりの後、拝殿に参拝し日枝の猿神にご挨拶していたが、他の神社にある狛犬に変わって猿の神が拝殿前に鎮座しており、何故かいつも不思議と親近感を覚えています・・・
日枝神社は、江戸城の鎮護の神として、また都民の守護神としてご利益があると信仰を集めており、江戸三大祭としても数えられています。
「都民平安祈願の祭儀」では、氏子代表の猪瀬都知事を始め神社役員の列席で厳かに執り行われたが、伝統の江戸の絵巻を見ているようでした。
その後、本殿では、日枝の舞などが行われ山王のお山に調べが響き渡っていました。
境内には、今年は催行されなかった神幸祭で巡行される「山王の山車」や「御幣をかつぐ猿」の山車人形が展示されており、伝統の重みを感じて来年の神幸祭が待ち遠しく感じていた。
神門には、仁王様に変わって神の使いである夫婦猿が安置されており、縁(猿)結びや夫婦円満のシンボルともなっているそうです。
末社の稲荷神社や八坂神社に参拝後、稲荷参道を経て退社したが、朱色の約80の鳥居をくぐっていると、神の国から下界へ降りてくるような錯覚さえ覚えました。
この後、懐かしい一ツ木通りを経て赤坂不動尊から豊川稲荷へとぶらりと回ってみました・・・
【明日へ続く】