MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

NHK クローズアップ現代で『希望学』に興味

2009年09月15日 | テレビ番組

昨日のNHKクローズアップ現代で取り上げられた『希望再生のヒントを探る希望学』を大変興味をもって観ていた。

以前にも、新聞で同様の『希望学プロジェクト』が紹介されており、その著書を読んでみたいと考えていたところである。

番組の紹介によると、『希望学』とは、希望を人間の感情としてのみではなく、社会全体の問題として、

社会的な意味を探る『希望を科学する』学問として研究されているそうである。

現代社会は、世界同時不況などによる経済不況、少子高齢化、人口減少などから閉塞感を招き希望を失いかけており、

いい未来を築きたいと変革を求められているが、一行に光が見えて来ないというのが共通の実感であろう。

番組では、過って製鉄の街としてラグビーの街として栄えた釜石市の大調査の結果が紹介された。

若い人達が故郷を去り、人口減少傾向となって収縮して寂れていた街が、どうやって希望を再生するか実例と共に紹介された。

Uターン組が風を起して、希望をもたらしたヒントは、寄り添いながら地域のあり方を考えた結果だそうである。

そこには、価値観の異なる人々のつながり・交わりがあり、一人ひとりが模索しながら、新しい社会を作り出す努力がある。

さらに、興味を持ったのは、これから同プロジェクトが取り組む大規模調査の対象が、我が『ふるさと福井』であることだった。

福井県は、都道府県ランキングでは、「住みやすさ」第1位、「貯蓄高」第3位、「出生率」第1位、「低い失業率」第1位など、

希望の持てる生活ぶりと感じていたが、『希望が持てる』第44位と全く逆の結果だそうである。

そのようなデータが、調査対象に選ばれた所以であろうが、その結果が期待される。

福井も過っては、繊維の町として栄えて、大手企業などが進出して繊維関係者が多かったが、今はその面影は見られない。

生活満足度は、高いが、未来を志向するに希望をもって明るく生きるために、何が足りないのか、

県民の意識や産業動向などの調査の結果が待ち遠しい。

番組でも、『希望』とは、心の持ちようであり、豊かであっても、失敗や挫折の繰り返し経験して、

新しい価値観の希望が生まれると紹介されたが、希望を再生する創意と工夫が待たれるところである。

日本は、政権交代で新しい政権が発足するが、挫折と失敗を繰り返して今日の惨めな国家に成り下がっている。

その先に、新しい希望が見えてくるのだろうか?

国民は、自分の利害得失ばかりに目を奪われて、国家の視点が抜けているように思えてならないが、

政治家は、目先の現象や支援者の意見ばかりにとらわれず、国民に希望が見えるビジョンを示してリードして欲しい。

この『希望学』の著書を、政治家の質必読書に指定したいところである。

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地域スポーツ・ソフトボール大会

2009年09月14日 | 地域活動

スポーツの秋を迎えて、地域スポーツの振興と地域交流を目的とした、自治会対抗ソフトボール大会を開催した。

小学校区単位の体育振興協議会の主催として、年間事業の一つであるが、少子高齢化の影響もあって、

参加者の減少傾向は否めないが、この日は秋晴れの快晴もあり、8チーム参加の約130名が楽しく汗を流した。

年間事業として各種球技大会を開催しているが、男子の競技としては、最も人気がありこの日も老いも若きも参加した。

Softball_003

各試合とも熱戦が続き、コールドゲームあり、ジャンケンで勝敗を決めたゲームありで、決勝戦まで7試合熱い戦いとなった。

応援団にも、自治会のご近所やお母さん、子どもたちが熱い声援を送り、地域のコミュニケーションが果されたようである。

Softball_005

さすがに2試合、3試合を戦った中高年の皆さんは、『疲れたよ~』と、実感がこもっていたが一杯が楽しみのようだった。

一方、選手不足で借り出された?中学生や女子選手もいたが、何とお父さん顔負けのスーパーファインプレーを連発して

の活躍で拍手を独占しての殊勲選手だったようだ。

Softball_001

秋空の元での「スポーツの秋」を堪能した一日であったが、一番心配された怪我人が多く出てしまった。

日頃の鍛錬不足で筋肉などの衰えはやむを得ないところであるが、競技中には気持ちだけが前に出て体が動かないのだ。

藤沢では、8年前から『ふじさわスポーツ元気プラン』が策定されて、市民が『健康で豊かなスポーツライフ』を営めるようにと

市民が主役のスポーツ大会を企画しており、誰もが参加できるニュースポーツの開拓に研修会などを通じて指導員の努力も盛んである。

メタボのお父さんの姿も見られたが、これを機会にスリムへの挑戦を続けて欲しいと願いスポーツの秋を楽しんで欲しい。

最近は、ファミリーで参加して、汗して・語り合い・楽しむ「ファミリーコミュニケーション」の場となる事にも大きな意義を感じている。

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秋の高校文化祭

2009年09月13日 | まち歩き

地元の高校の文化祭が始まり、生憎の雨となったが、予定していたスケッチ会が中止となり始めて出かけてみた。

この高校の校舎が耐震診断の結果強度不足のため、大規模な改修工事を行う事になり一時的に移転すると聞いていた。

創立35年の比較的新しい公立高校であるが、地元では多くの生徒が通い、地域に親しまれている学校である。

特に、校舎の入口前面に描かれているペインテイング画は、なかなかの作品であり非常に目立っており、学校の顔である。

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約10年位?前から絵画部の生徒によるそうで、学校公認の「落書き」であり、デッサンや色合いは素晴らしく生徒の誇りにもなっているそうだ。

初めての訪問であったが、構内に入ると、生徒や地域の住民などですでに大賑わいになっていた。

校舎内には、殆どの教室では生徒たちが工夫した出し物や模擬店が開かれており、思い思いのユニフォームで若さがムンムンと溢れていた。

やはり子どもたちは、破格の値段で販売されている焼きそば、カレーライス、菓子類に人気が集まり大行列が出来ていて、

売り子の生徒達もここぞとばかりに呼び込みで張り切っていた。

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一番目に付いたのは、耐震強度不足のため前面建て替えとなるようで、全ての壁には、素晴らしい壁画が描かれていて、

中には永久保存?に値するようなアート作品が多かった。

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『えっ この校舎は終わり ありがとう校舎 熱い友情は続く・・・・』と生徒たちの想いが綴られていた。

壁画の制作は、約10年前から続けており、現在校舎内には、廊下・階段などに99面に描かれているそうだ。

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生徒に聞いてみると、校舎の存続期間中はそのまま残されるが、建替えで消え行く壁画には青春の思いは深いようだ。

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正面玄関の壁画には、地域住民にも消え去る事に惜しむ声も聞かれ、カメラに収める姿が見られた。

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故郷福井の食味

2009年09月12日 | 食・レシピ

ふるさと福井の美味い物は、挙げるに事欠かないが、『健康長寿のくに』として、海産物や農産物など数多い。

先日、当ブログで永平寺の「ごま豆腐」「永平寺そば」を紹介したところ、早速故郷の知人から福井名産品が届いた。

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特に、夏の大好物と言えば、越前うに・鯛の笹漬け・スコなど、食膳には欠かせないものである。

今回も、永平寺そばや、鯛の笹漬け、越前雲丹など知人の真心がしっかりと籠もった元気の元を戴いた。

ふくいの『ブランドハンドブック』によれば、福井は、全国一の『健康長寿』県として、『食育』のさきがけだそうである。

福井には、『越山若水』と言われており、緑の山並みに恵まれた越前と、清らかな水に恵まれた若狭を表わしている。

『水』の質が良い福井は、米やそば、酒が美味しく、名水自慢の地である。

我が家でも、水道水は呑まないが、福井の水道水はさすがに、冷たく美味しいのである。

その理由は、水道水の水源が約7割が地下水だそうであるが、全国の平均は2割だとか・・・・・・・

既に早場米地帯として『コシヒカリ』の新米が出回っており、その味は有名であるが、コシヒカリもまた、福井生まれである。

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また、この日、「イタリア料理好きびと」へと、イタリア産の大好物のパスタ料理の食材が、贈られてきた。

スパゲッテイー、パスタにオリーブ油にドレッシングと至れり尽くせりに、ビックリである。

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パスタ料理は、食材が一番だから、美味しいパスタが楽しめそうです。

食欲の秋を迎えて、美味しいもの尽くしで、メタボにならないように気を使う季節でもある。

故郷越前も、実りの秋を過ぎれば長い冬を迎えるが、越前ガニなど最も季節感を感じる時である。

【ふくい食材情報は、ふくいブランドハンドブックより】

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アーテステイックな一日

2009年09月11日 | アート・文化

秋風を感じるようになり、秋空が拡がりスケッチには絶好の季節になってきた。

この日は、定例の写生会で素晴らしいスケッチ日和となり、楽しみに鎌倉に向かった。

予定していたポイントの鎌倉ワイン館が、工事中のため急遽場所を変えてのスケッチとなったが、

いつも何気なく通っていた「大巧寺」参道を描くことになったが、意外と描いてみると面白い。

対象と思われる本堂は、生い茂る樹木に遮られて、手前のキョウチクトウなどの樹木の描写が意外とむつかしいく難攻した。

参道を通りすがる人々にも囲まれながら、仲間の皆さんも筆の運びを楽しんだが、狭い路地裏のスケッチも楽しい。

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しばしテイータイムを取り、横浜で開催されている知人の油彩画展と知人のグループ展示会へと向かった。

最初に伺った横浜そごうの「ギャラリーダダ」の個展は、この春にフランスへのスケッチツアーにご一緒した方で、

その作品には、さすがこれまで何度も個展を開かれているそうで、ビックリである。

展示作品にも、フランスで描いた作品も数点展示されていたが、同じスポットを描いても、その出来栄えはこうも違うとは?

その作品制作のご苦労を聞きながらも、高価な作品を生み出す苦労は半端じゃないことを実感した。

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油彩画の面白さをたっぷりと味わい、次の桜木町のギャラリーへと向かった。

こちらは、現役時代の先輩の水彩画が展示されている、グループ展であったが、大学時代の同期生の作品展だそうで、

写真・画・書・陶芸などの一年に一度の発表会で、その機会に同期生が一同に会する場となっているそうで、

この日は、飲み会の日となっていたそうで、芸術作品を見ながらの大変多くの元気なグループからオーラを感じていた。

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その後、桜木町から大岡川周辺を散策して回ったが、この辺は艀が繋がり、みなとみらいの高層ビルと調和して描けるポイントである。

芸術の秋の長いアートな一日となった。

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ランニングシーズンに向けて

2009年09月10日 | マラソン

9月に入り涼しさを感じる日が多くなり、いよいよランニングシーズン到来を感じてきた。

マイトレ・コースは、既に秋の刈入れも終わっているところもあり、黄金色の田圃には、スズメの大軍の合唱が始まっていた。

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例年なら9月は、真夏の走りこみの結果によりレースへのコンデイショニングを調整するシーズンとなる。

春以来の脹脛痛の回復具合が思わしくなく、先週行われた恒例の所属走友会のクロスカントリーもやむなく欠場した。

来月からのマラソン大会もエントリーしており、焦りを感じながらのスロージョグをスタートしたところである。

約半年のブランクを感じながら脹脛に相談しながらのランとなったが、リズム感を掴むにはかなりの時間が必要であると実感。

先日の24Hチャリーテイーランでの「イモトアヤコ」の激走に刺激を受けており、今シーズンへのモチベーションは上がってきた。

湘南海岸に出てみると、既に夏の喧騒は去り、海の家も姿を消していて、ランナーとサーファーで賑わっていた。

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そろりと走り始めて、今月は150Km/月を目標にしているが、走友からも無理なく頑張れ!と激をいただいた。

我がクラブには、月間600Kmを走り込む猛者もおり、走っただけ結果が出てくるのでランニングは嘘をつかない。

マイトレ・コースには、ブームを反映してか、しばらく振りであるが、見かけないジョガーが多くなっていた。

先月、代々木競技場での『Re Start 』ランニングクラブの定例記録会を訪れてみたが、初心者からベテランまで、

ランニング愛好者が集まり、それぞれの目標に向かって汗して競い合っている姿を見て、正に「再スタート」の姿があった。

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シニアランナーとして、故障を克服しての、リ・スタートの気持ちでシーズンへのスタートを切ったところである。

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藤沢宿をポタリング

2009年09月09日 | まち歩き

想いもしなかった帯状疱疹による後神経痛が、いつまでも尾を引いていて主治医から絶対安静を申し渡されているが、

既に一ヶ月を過ぎて神経ブロックの治療で市民病院通いを余儀なくされている。

この日も、受診後に麻酔によるふらつき気味ながら、近隣の藤澤宿場跡をポタリングして回った。

藤沢宿は、江戸時代の東海道宿場町として、遊行寺門前町や江ノ島詣の入口としても栄えたそうで、

国道1号線沿いには多くの面影や貴重な遺産が残されている。

歴史に疎くあまり関心も無かったが、常に多くの歴史散歩などが、開催されており人気があるそうだ。

いつもジョギングなどで、眺めやって通り過ぎているだけであったが、この日は、古い蔵の多くに興味があってポタリングに。

遊行寺までの途中には、過って徳川家康が立寄った藤澤御殿があったそうで、それを示す案内板があるが面影はなし

遊行寺は、近年「遊行の盆」として有名になっているが、踊念仏上人と言われた一遍上人の住んだ時宗総本山である。

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何度も訪れるが、いつも殆ど参拝客姿もなく、鎌倉のお寺とは全く様相がことなりひっそりとした静けさを感じる。

遊行寺のシンボルは、周長7m以上と言われる大イチョウで、まもなく黄金色に染まると、境内の景観が変わるほどである。

しばし、境内をうろついてから、いろは坂を下り黒門・遊行寺橋を経て藤沢橋へでたが、やはりこの参道の景観は、

スケッチポイントとしても描ける雰囲気が漂っていた。

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さらにスケッチポイントとして関心があり、1号線沿いに多数みられる古い蔵を訪ねてみた。

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先に、訪ねたのは『蔵ギャラリー』で、以前はお米屋さんの米蔵だったそうであるが、近年ギャラリーとして改造されたとか。

今は、ライブや様々のアート作品展が開催されており、時間単位でも貸しギャラリーとして利用者は多いようだ。

この日は、藍染や刺繍作品が展示されていたが、画の展示会もやっており、冷やかし半分で聞いてみたら、

グループ展の開催を熱心に勧められた。

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さらに、1号線沿いには、「桔梗屋」という用紙卸の看板のある古い店構えには、その造りなどに釘付けになっていた。

いまも営業されているのだろうか?

他にも石造りの立派な蔵が、あちこちに見られてその由緒などは、知る由も無いが、藤沢宿の名残が1号線沿いには多い。

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麻酔ボケも消えて、田圃道を帰ったが、刈入れ前の黄金色に染まる稲穂が重そうに頭を垂れていた。

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マラソンブームを実感

2009年09月08日 | マラソン

9月に入りようやく朝夕には秋風を感じるようになり、いよいよスポーツシーズンが始まった。

マラソンブームが拡がっていることは、昨年あたりから見てきたが、今年になってその傾向はさらに輪をかけているようだ。

長年ランニングを楽しみ各地のマラソン大会に参加しているが、愛好者として大変嬉しい事である。

夏を過ぎていよいよ本格的なランニングシーズンを迎えて、朝晩のジョガーやランナーの走る姿を多く見かけるようになった。

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今のマラソンブームは、第二次ブームと言われているが、今回は、若い女性ランナーが増えている事が特長のようだ。

火付け役となった『東京マラソン』の2010大会の募集が先月末に締め切られたが、その応募状況が昨日発表され、

35,000人の定員に対して、何と311,441人で8.9倍になったそうだ。

今年の大会も約7倍と驚いたが、さらに19%増えたそうだ。

これまでラッキーにも、2回東京を走ったが、ランナーにとっては、全ての点において、この大会は特別の大会である。

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もう参加ゼッケンを得ることは、宝くじとなってきた。

ところが、毎年出場してきた関東近県の大会は、どの大会も軒並み異常な人気で、気付いたら既に締め切られていた。

横浜マラソンは、募集開始して1日で定員に達して締めきり、12,000人規模のつくばマラソンが8日目で締めきり、青梅も3日目で約3分の1に達したそうだ。

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近年は、日本で開催されるマラソン大会は、一年に2,000以上だと言われるが、人気の大会には応募が殺到しているようだ。

それもフルマラソンに人気が集中しており、正直ビックリしている。

一方では、不景気の影響もあり、大会を支援するスポンサーが減ってきており、長い歴史のある大会が廃止された例もある。

参加するランナーも、乱立していた大会から、制限がゆるく景色がよいコースで沿道の応援が多い大会を選ぶ傾向が高い。

最近は、一般のマラソン以外に、山を走る「トレイルレース」の人気が高くなっている。

我がトレーニングコースを走っていても、これまでと違い見かけたことがないジョガーが実に多くなっている。

東京のジョギングのメッカである皇居周辺には、お昼と夕方以降には、丸の内界隈のビジネスマンランナーが押しかけて、

周回コースは、渋滞となってマイペースでは走れないと嘆くランナーが多いようだ。

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ベテランランナーにとっては、異常な人気のあおりを受けてこれまで出場していた大会には、早々に締め切られて

走れない状況となり、まさに「ランナー難民」になろうとしており、嬉しい悲鳴が聞こえてくる。

東京マラソンの当選者が発表される来月には、どんな流れが出来るのだろうか?

マラソン大会のエントリー申込みは、3ヶ月から半年前であるが、スケジュールに最優先してアクションしなければならない。

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政権交代への期待と不安

2009年09月07日 | 国際・政治

歴史的な自民党の惨敗の結果、政権交代が現実となり、連日新政権への期待と不安材料が、マスコミが取り上げている。

もともと今回の政権交代へと国民が断を下したのは、自民党への不満が爆発した結果である事には、異論はないだろう。

マニュフェストに掲げた政策については、連日の政党幹部の討論や専門家の意見を聞いても、

全てが今の日本に危機を転換出来るのか?疑問が生ずるが、とにかく一刻も猶予できる状況ではないことを、

国民に知らしめて対処してもらいたい。

選挙時に訴えていた論調と、政権交代が現実となってからの民主党の論調は、明らかにトーンダウンしており、

大丈夫なのかと不安があるが、今はこの国の舵取りを任せた以上、統治責任を早急に果たしてほしい。

マスコミを通じて政策に対する優先順位や財源問題の説明を見ても、根本的に予算を組み替えて精査するとしか言わない。

おそらく予算の内容や優先順位が判らないというのは事実だろうが、選挙中は敢えて削る部分は隠しておく戦略だろう。

税収の見直しは不可欠の状況であることは言うまでもないが、政策の優先順序をどうするのか?早急に発表してほしい。

地方の財源は、一刻の猶予も許されない現状である。

政策実現も、二言目には政治主導でやるから可能であると、言っているが官僚も全てが悪ではないと思う。

政府と官僚がぶつかり合うのではなく、官僚は日本のシンクタンクであり、政府と官僚が如何に国家国民のために、

機能させるかは、国民の理解と協力であろう。

国際社会との強調も見逃せない。

民主党が選挙中に繰り返して述べてきた、政治主導はそんなに甘くは無いはずで、約半数の政治家が新人である。

我々国民はしっかりと監視していかねばならない。

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サイクルスクエア

2009年09月06日 | サイクリング

エコや健康志向の中で、自転車ブームが益々輪が拡がっているようであるが、そのシンボル的な形として、

利用者のサイクルライフを支援する『サイクルスクエア』が人気を呼んでいる。

早速、東京・千駄ヶ谷駅前近くの『サイクルスクエア北参道』に出かけてみた。

期間限定のオープンであるが、その店舗のサービスは、普通のサイクルショップとは、一味も二味も違う空間があった。

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(財)日本自転車普及協会が運営するもので、カフェとしての憩いの空間とともに、様々な情報やニューモデルの高級車、

メンテナンスコーナー、週末にはサイクルイベントの開催、映像によるサイクルライフの紹介など、魅力たっぷりであった。

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ニューモデルについて、冷かし半分で尋ねてみると、スタッフからは、情報などを持ってきて期待以上の説明を受けた。

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サイクルイベントも、各地でレースから楽しむイベントなど多く開催されているが、

自分のサイクルライフにあったイベントを選ぶのにも、大変参考になるようだ。

一方、ブームに水を差すようにマナーの低い例も、非常に多く耳にすることが多くなっている。

利用環境の整備とともに、マナー向上へのPR活動により、利用者と周辺の皆さんとの調和が何より求められている。

一方、都心の丸の内ビジネス街では、温室効果ガス削減のため、公共自転車の普及実験が行われるそうである。

環境省が、主体となって行われるそうで、”いつでも誰でも利用できる”公共自転車を常設するそうである。

これも、パリ市内や欧州各都市で行われている無料レンタルシステムの『Velib(ベリブ)』の日本版と言うところか?

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そのレンタルシステムも、登録すれば、自由に、安くて気楽に利用できるそうである。

この実験で好評であれば、順次地域拡大されて事業化されるそうで、不法駐輪などの問題も解決され期待が大きいと思う。

自転車の愉しみ方には、それぞれのライフにあった様々なものがあり、健康志向とともに、

これまでの自動車生活では味わえないものを感じている。

懇意にしている「サイクルショップ」でも、自転車利用者に向けての多くのサポート体制をとり、

ともに楽しむべくサイクルツアーなどの企画が非常に人気を呼んでいるようだ。

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晩夏の横浜スケッチ散策

2009年09月05日 | まち歩き

処暑を過ぎても残暑が厳しい日が続いていたが、横浜山下公園での仲間とのスケッチ散策に出かけた。

横浜開港150周年記念事業として、開通したアメリカ山公園に立ち寄り、マリンタワーから山下公園を望む光景を確認したが、

みなとの見える丘公園からの展望とは、異なる新しいスケッチポイントが生まれたと思い、またの機会に訪れたい。

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外人墓地や丘公園と直結して、元町・中華街駅からは、これまでの坂道を登らないで行けると評判がいいようだ。

この日は、直ぐに山下公園へと向い、先日の世界トライアスロン大会の喧騒とは打って変わって、静かな公園に戻っていた。

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公園内は、秋を感じる涼風も吹き抜けて最高の日和であったが、既にキャンパスを広げている方も見られた。

スケッチ対象としてこれまで何度も描いてきたホテルニューグランドをこの日も思い切ってアングルを変えて挑戦してみた。

まもなく山下公園通りのイチョウ並木が黄金色に変わるが、深緑のイチョウも描くのは苦労するところである。

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ニューグランドは、アングルによって、すばらしい景観に変貌する。

午後には、山下公園のシンボルである「氷川丸」へと対象を変えてみたが、隠れた白灯台と氷川丸のポイントも非常に面白い。

この白い灯台は、横浜港のシンボルとして活躍後に、氷川丸の桟橋に移設されたそうで、その歴史を刻む色合いが、

これも復活した「氷川丸」と調和して何とも美しく、筆を走らせた。

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公園内では、とちのきが沢山とちの実をつけており秋近しを感じたが、その木の下のベンチでは、昼寝族が占領していた。

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ふるさと越前永平寺の名物

2009年09月04日 | テレビ番組

昨日のNHK 「ゆうどきネットワーク」番組で、我がふるさと『永平寺の伝統息づく町~福井・永平寺町』が紹介された。

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曹洞宗永平寺は、福井の最も有名な観光地でもあるが、今も200名の雲水(修行僧)が修行しており、

多くの観光客も訪れるそうで、長く訪問していないが、大変興味深く観ていた。

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中でも永平寺名物の伝統の味『ごま豆腐』の秘伝が紹介されたが、先だっても知人から贈られたばかりで、貴重な名品である。

番組での老舗の紹介によると、元はごま豆腐は、雲水が修行中の貴重な蛋白源として、食していたそうで、

それを昔、永平寺の僧から作り方を伝授されて伝統を守ってきたそうである。

感心したのは、精進料理つくる作法に『典座教訓』というのがあり、「つくる喜びをもつ心=喜心」、 

「食べる人を思いやる心=」、 「自然のように大きな心=大心」の三つの心を感じてつくるのだそうである。

ゴマ豆腐つくりの三要素は、「素材・水・心」、心が隠し味となっており、伝統の美味しい味を創り上げているそうで、

禅の心を覗いた気がした。

続いて紹介されたのは、永平寺町の夏の風物詩である『灯ろう流し』であった。

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灯ろう流しは全国に見られる日本の伝統の行事であるが、永平寺の「灯ろう流し」は、1万基を超える日本一だそうである。

永平寺の雲水150人の荘厳な響きの読経の中で、次々に九頭竜川に流される光の帯は、幻想的な空間を創りあげている。

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ボランテイア約1000人が、一人ひとりの思いを感じながら心を込めて、灯篭に書き込むそうである。

永平寺町には、知人もお住まいであるが、ふるさと越前の「心のふるさと」と思っており、是非近い内に訪れてみたいものだ。

(挿入写真は、NHK放映画面から借用)

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ふるさとのアトリエ訪問

2009年09月03日 | アート・文化

ふるさと越前三国にある知人のアトリエを久し振りに訪問してきた。

友人が以前から師事している画家のアトリエで、今年の『一陽会展示会』へ出展する公募作品を作成中と聞き馳せ参じた。

アトリエは、越前坂井の丘陵地帯にあり、白山連峰を望み素晴らしい農園が拡がっていて、向日葵畑が非常に美しい。

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アトリエでは、訪ねた友人は、もう1週間泊り込みで作品創りに、励んでいるそうでほぼ完成に近かった。

管理者が描いているような、所謂スケッチ水彩画とは異なり、アトリエには、80・100・150・200号の作品が並んでいた。

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友人の作品も2点を応募するそうであるが、何れも大胆且つ繊細に描かれており、その敏感なセンスにビックリである。

着想から完成まで約半年かけて挑戦してきたそうであるが、対象は自宅の庭に咲くアケビを選んだそうである。

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まもなく行われる公募作品の審査会での選出が待ち遠しく、晴れの国立新美術館の舞台が待っているそうだ。

他に、師事されている先生の150号の作品も見せてもらったが、所謂『心象風景画』で、土器や破壊された建築物と、

可憐に咲く静物を組み合わせた巨大な抽象画であった。

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作者に、そのテーマの源を伺うと、毎年心に描いておられる「自分だけの風景」を、一年かけて抽象表現を入れて、

具象化していかれるそうで、その奥にあるイメージは、計り知れない。

また、画を観る側にも自由な発想が生まれてきて、「これは何だろう」と心象風景が膨らまして楽しい世界に引きこまれる。

大作の前で眺めていると、細かい描写と独特の光と影の表現に、感嘆して離れ難い魅力があった。

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今月末から国立新美術館で開催される展示会には、画伯や会友が故郷から見えると聞いており、今からその迫力に期待

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地上デジタル受信機の普及率

2009年09月02日 | デジタル・インターネット

地上デジタル放送対応受信機の普及率について、総務省から7日に、3月に実施された調査結果が発表された。

その世帯普及率では、60.7%とかなり進んでおり、総務省の普及PR活動がされているようであるが、なぜか都道府県別には、大きな地域差が出ている。

その結果では、またもや我が故郷福井県が1位となり普及率68.6%で、最下位沖縄県の37.1%とは倍に近い開きがある。

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我が自治会でも、総務省の説明会が開催される機会があり、この春に独自に受信状況や意識調査を行った。

その結果では、約3分の1強の世帯で地上デジタル対応受信機に切り替わっていた。

我が家では、以前から大変関心もあり、北京五輪後の需要の落ち着くときに切り替える予定であったが、

受信機の技術がほぼ安定してきたと判断して、2ヶ月前に切り替えたばかりである。

最近の説明会や調査時に聞いた意識状況では、何れ地上デジタル対応受信機に変えるつもりであるが、

急ぐ必要はないという消極的意見が多いようだ。

我が集合住宅では、以前からケーブルテレビに加入しており、共同受信設備はデジタル対応しているので、

受信機だけの切替で対応ができることも大きい。

地デジ放送への関心度も、地域の電波状況や日常生活におけるテレビの活用状況により、地域差が出て当然であるが、

完全移行の期限が後2年と切迫していることは、事実である。

デジタル放送による視聴者側にどんなメリットがあるのかとよく聞かれるが、管理者にとっては、なんと言っても、

ワイドで極め細やかなハイビジョン(HD)映像やサラウンド音声が楽しめることだろう。

さらに字幕放送やデータ放送・双方向サービス・マルチ画面も可能である。

そのようなデジタル放送の特色を楽しめるには、やはり受信機の選択が第一である。

ハイビジョンも、フルハイかハイか?液晶化プラズマか?録画機能はブルーレー(BD)かハードデイスク(HDD)か・・・など選択の幅は非常に大きい。

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管理者の場合は、半年に亘って量販店や家電専門店から、情報を聞いて選択機種を絞り込んだが、簡単ではなかった。

スポーツ実況や、ハイビジョン映画や旅行番組を見る機会が多く、フルハイ機能のプラズマと ブルーレーレコーダーを選択したが、

その画像の鮮明な美しさや文字情報の機能性は、筆舌し難い素晴らしいものがあった。

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ただし、J-COMのCS放送やレコーダーの機能の使い分けは、慣れるまでは容易じゃない。

先日も、知人から操作を間違えて移らなくなったと相談を受けたが、これまでのアナログ放送を見るだけで充分という人には、

慣れるまで優れた機能を使いこなすのは、相当の困難が伴う事も事実である。

地上デジタルのみならず、BSデジタルも、放送内容が多岐にわたり、その楽しみ方の幅はこれからも無限のものを感じている。

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地域自治会の夏祭りが大盛況

2009年09月01日 | 地域活動

毎年夏休みの終わりに行われる恒例の我が自治会主催の夏祭りが開催された。

80世帯余りの小規模集合住宅の祭であるが、毎年、自治会役員が交代することもあり、実行委員のご苦労は多い。

今年は、役員として実行委員側で一ヶ月以上前から準備を始めたが、毎年の開催に関するノーハウを把握し、

実行するまでは大変な苦労が伴うものだ。

この夏祭り開催の趣旨は、少子高齢化が進む中で地域のコミュニケーションの希薄化の傾向が見られており、

小さな規模ながら、住民3世代の誰もが気兼ねすることなく参加して日頃のコミュニュケーション不足を解消する事である。

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模擬店には、焼き鳥・焼きそば・生ビール・フランクフルト・枝豆など、誰もが好む夏祭りの定番メニューも手作りである。

早朝から、実行委員のみならずボランテイア会員が集い、会場準備や模擬店の材料仕込みにかかったが苦楽がある。

会場設営にも、それぞれの専門知識を持つ住民やお隣ご近所との機材の借用などの人脈があり、有り難い事である。

実行委員スタッフにも長年の経験から、「焼き鳥おじさん」「焼きそばおばさん」など、自称ベテランも多く、

模擬店の準備が始まれば、自ずと和気藹々額に汗しながら、着々と出来上がってきた。

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ご近所のお店などからも、声をかけてもらい予定時刻前には、想定を以上の多くの家族連れや子供達が集まっていた。

少子化傾向は、我が自治会でも例外ではないが、夏休みとあって久し振りに孫を連れて里帰りの2代目世帯の顔も多く、

準備した特設の「語らいの広場」も、席が足りないほどになっていた。

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生ビールを片手に、日頃の不足がちの会話も弾み、そこには何の壁も無く、世間話や孫自慢などで話題は尽きない花が咲く。

子供達には、やはりヨーヨー釣りや花火に人気が集中して、その目が輝いていた。

我々世代では、子供神輿担ぎや花火遊びは、定番の遊びであったが、今の住環境では、経験することは少ないようだ。

最後は、ビンゴゲームでの抽選会となったが、俄然参加者の目の色が変わったように、一喜一憂しての商品獲得となり、

バンザイして喜ぶ人や僅かにかすって残念賞などもあり、いつものことながら、会場一杯に熱気が湧き祭りも最高潮だった。

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今の時勢に、住民が一同に会して交流する場も多くは無いが、進んで参加する人、常に背を向ける人があるが、

ご近所パワーを創出する場は、大切にしたい。

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