575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

2月句会の投句がそろいました。

2006年02月15日 | Weblog
2月句会の題詠は「二」です。
力作がそろいました。


人も我も斜めに起きる二月かな
春めきて夜道を独り壺(こ)中天(ちゅうてん)  
それぞれのテーブルにいるふたりかな
二ン月の短い日数励まにゃあ 
一刷毛の二月の虹の円弧かな 
二丁目に恋猫遠く自爆テロ
冬日射す城下二筋巡りけり    
はこべらの花弁十裂二月来る  
二枚舌なき世を夢み蝶凍つる  
乱れ世のボトムにきらり蕗の薹  
割り切れぬ思いを抱え二月行く 
ベンチより動かぬ男二月尽   
爪立ててコアラずしりと二の腕に 
二月の水仙揺らす風甘し   
歩くぞと二足買うたり冬日和  
老い二人子守控えし春の雪  
段ボール過去の二人に再会し 
駆動音闇に吸われる二月尽  
恋ふたつ大庇より春の雪   
豆撒きや帽子に受ける運不運  
春の闇優しさというデスマスク 

     

気に入った句がありましたら、投稿して下さい。

               遅足


 
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ねこやなぎ根こそぎ切らる川原かな  長良

2006年02月15日 | Weblog
 長良川の川原に沢山生えていた、大小の柳が根こそぎ切られ、
 株がいたるところでむき出しになっている。  

 川原に樹木や草花が咲くのは風情があっていいものだが…。

 夏の花火の邪魔になるのか、増水時に流木やゴミがつきやすい
 ため?伐採されたのか…

 ふと、考えてみると、街路樹に柳が少ないことに気が付いた。

 柳はどこへ消えた!   

 みなさんの街はいかがでしょうか。
                     
 
コメント (4)
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