575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

俳句と川柳の違い

2006年02月03日 | Weblog
先日、句会で、俳人の坪内稔典さんに
お会いする機会がありました。
せっかくのチャンス、初歩的な質問をしました。
稔典先生の答えです。

  俳句とは、 

一番言いたいことを隠す、あるいは消す。
その結果、読み方がいくつも生れる。
読む人の数だけ解釈が可能な句ほど良い句。

  川柳は、 

思いをストレートに出す。一番言いたいことをいう。

   

当日の句会での一句

 寒晴れの日だった象の尻見てた  稔典

    (遅足)
 



  
コメント (5)
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