2月の初めに、京都の智積院に行きました。
三十三間堂の東側にある寺で、大須観音の本山です。
全国から若い男女の僧が修行に来ていました。
山側に墓地があり、志半ばに亡くなった
学僧達が葬られていました。
庭に氷の張った池があり、
大きな鯉がじっと春を待っています。
なかの一匹が、すうと浮き上がってきました。
その時、生れた句です。最初は、
寒鯉の巌のごとく浮きにけり
でした。しかし句会では不評でした。
三十三間堂の東側にある寺で、大須観音の本山です。
全国から若い男女の僧が修行に来ていました。
山側に墓地があり、志半ばに亡くなった
学僧達が葬られていました。
庭に氷の張った池があり、
大きな鯉がじっと春を待っています。
なかの一匹が、すうと浮き上がってきました。
その時、生れた句です。最初は、
寒鯉の巌のごとく浮きにけり
でした。しかし句会では不評でした。