題詠「北風」
北風に押されて電飾ハンティング(静荷)晴・麗
北風にサッチモドレミファジャズるかな(朱露)鳥・静・遅
北風の街に募金の子ら立てり(亜子)童・龍
北風と今朝も颯爽あの女将(立雄)童
北風の窓打つ音や午前二時(龍次)能・郁・亜・遅
北風が魔法をかける吹きだまり(麗子)晴・郁・立・亜・龍・遅
ここならば北風の骨ひろえそう(遅足)朱・立・麗
北風の色攫いゆく欅道(鳥野)静・郁・愚・亜
北風や包む母の手安堵の手(郁子)能・童
北風やない袖ふれぬ昨日今日(晴代)能・龍
北風やまん丸の鳩寄り添いて(能登)朱・鳥・静・愚・麗
北風に列島の灯ら揺らぎけり(愚足)立
北風につとあご上げて天青し(童子)朱・鳥・晴・愚・草
自由題
散紅葉被きて座(おわ)す崩(く)え仏(鳥野)静・郁・立・愚
厨房に夫入りきたる歳の暮(亜子)朱・童
しぐるるや身を寄せ合える道祖神(静荷)能・龍
街灯に昨日を残し冬の朝(晴代)童・静・亜・遅
今日も吉弁当の玉子焼きの出来(郁子)朱・遅・麗
朝霜や護摩焚く僧の顔赤し(立雄)能
そしてまたいつものあなた枇杷の花(遅足)朱・鳥・晴・愚・草・亜
煤払う弥勒菩薩のうす笑い(龍次)鳥・郁・立・麗
あれこれと髪細くなり十二月(童子)能・愚・亜・龍・遅
原点はどこかと風に聞いてみる(麗子)晴
冬日和妻縫いぐるみの犬を買う(朱露)童・鳥・麗
幼子は地を跳ぶ凧に振り向かず(愚足)晴・立・龍
冥府より我を招くや虎落笛(能登)静・郁
番外
猫の耳片方クルリとまわりけり(童子)
今回は選句した人が分かるようにしてみました。
なお、草は「草女」さんです。
次回は投句もいかがですか?
次回は1月17日(水)午後6時 安田屋
題は「寒」です。
なお、選句した人を出す場合は、本来、事前に
確認すべきものですが、ちょっと大変なので省略しました。
間違いがあったら連絡をお願いします。
遅足
北風に押されて電飾ハンティング(静荷)晴・麗
北風にサッチモドレミファジャズるかな(朱露)鳥・静・遅
北風の街に募金の子ら立てり(亜子)童・龍
北風と今朝も颯爽あの女将(立雄)童
北風の窓打つ音や午前二時(龍次)能・郁・亜・遅
北風が魔法をかける吹きだまり(麗子)晴・郁・立・亜・龍・遅
ここならば北風の骨ひろえそう(遅足)朱・立・麗
北風の色攫いゆく欅道(鳥野)静・郁・愚・亜
北風や包む母の手安堵の手(郁子)能・童
北風やない袖ふれぬ昨日今日(晴代)能・龍
北風やまん丸の鳩寄り添いて(能登)朱・鳥・静・愚・麗
北風に列島の灯ら揺らぎけり(愚足)立
北風につとあご上げて天青し(童子)朱・鳥・晴・愚・草
自由題
散紅葉被きて座(おわ)す崩(く)え仏(鳥野)静・郁・立・愚
厨房に夫入りきたる歳の暮(亜子)朱・童
しぐるるや身を寄せ合える道祖神(静荷)能・龍
街灯に昨日を残し冬の朝(晴代)童・静・亜・遅
今日も吉弁当の玉子焼きの出来(郁子)朱・遅・麗
朝霜や護摩焚く僧の顔赤し(立雄)能
そしてまたいつものあなた枇杷の花(遅足)朱・鳥・晴・愚・草・亜
煤払う弥勒菩薩のうす笑い(龍次)鳥・郁・立・麗
あれこれと髪細くなり十二月(童子)能・愚・亜・龍・遅
原点はどこかと風に聞いてみる(麗子)晴
冬日和妻縫いぐるみの犬を買う(朱露)童・鳥・麗
幼子は地を跳ぶ凧に振り向かず(愚足)晴・立・龍
冥府より我を招くや虎落笛(能登)静・郁
番外
猫の耳片方クルリとまわりけり(童子)
今回は選句した人が分かるようにしてみました。
なお、草は「草女」さんです。
次回は投句もいかがですか?
次回は1月17日(水)午後6時 安田屋
題は「寒」です。
なお、選句した人を出す場合は、本来、事前に
確認すべきものですが、ちょっと大変なので省略しました。
間違いがあったら連絡をお願いします。
遅足