新しい葉が開いて整ったころに、古い葉があとを譲るように
落ちていくところから、この名がついています。
新年の季語だったのです。知りませんでした。
先日、南山城に平重衡の墓を訪れました。
重衡の墓を訪れて、すぐ隣りにある神社に詣でた時、
楪を使った注連縄を見つけました。
珍しいので写真に。
ゆづりはや母子相伝の隠し味 高崎武義
ところで、重衡は清盛の孫、重盛の子にあたる人物で、
一の谷の合戦で捕虜となり、鎌倉に送られました。
重衡の器量に感心した頼朝は、厚く遇し、
千手という侍女が世話にあたります。
やがて千手は重衡を慕うようになりますが、
重衡は再び、京に送られ、木津川の川原で首を切られます。
二人の別れが謡曲の「千手」となっています。
楪は、親子草とも書くそうです。
平家は重衡の代で途絶えてしまいました。
替わった源氏もまもなく血統が絶えています。
楪や孫のたよりの遠くなり 遅
落ちていくところから、この名がついています。
新年の季語だったのです。知りませんでした。
先日、南山城に平重衡の墓を訪れました。
重衡の墓を訪れて、すぐ隣りにある神社に詣でた時、
楪を使った注連縄を見つけました。
珍しいので写真に。
ゆづりはや母子相伝の隠し味 高崎武義
ところで、重衡は清盛の孫、重盛の子にあたる人物で、
一の谷の合戦で捕虜となり、鎌倉に送られました。
重衡の器量に感心した頼朝は、厚く遇し、
千手という侍女が世話にあたります。
やがて千手は重衡を慕うようになりますが、
重衡は再び、京に送られ、木津川の川原で首を切られます。
二人の別れが謡曲の「千手」となっています。
楪は、親子草とも書くそうです。
平家は重衡の代で途絶えてしまいました。
替わった源氏もまもなく血統が絶えています。
楪や孫のたよりの遠くなり 遅