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ろう。それはまだ分かっていないから。
野鳥といえば「渡り鳥」「留鳥」「漂鳥」に分けられると長い間思ってきた。広辞苑の「渡り鳥」をひいてみる繁殖地と越冬地とを異にし、毎年定まった季節に移動をくりかえす鳥類。一地方にすむ鳥は、渡りによって留鳥・夏鳥・冬鳥・旅鳥・漂鳥・迷鳥に分類される。しかし同一種でも地域によって渡りの性質が違う場合があり、固定したものではない。
ヒヨドリに関して言えるのは、一地方に3タイプのヒヨドリがいる。一年中ほぼ同じところに行動圏を持ち、春から夏にかけて繁殖もするヒヨドリと、冬季どこからかやってきて、春先にいなくなるヒヨドリと、春と秋上空を群れて通過するヒヨドリがいるのだ。今も庭にヒヨドリがいるがどのタイプだろう?どうして三つのタイプに分かれのだろう?野鳥の世界では分からないことが多い。
津軽海峡を超えたヒヨドリはどこで越冬するのだろうか。伊良湖岬を群れて渡るヒヨドリはどこの産であろうか。関門海峡でも群れて渡るヒヨドリが観察されている。
これらは?
鳴き声にも態度にも横柄さを感じさせるヒヨドリだが、タイプによってはたいへんな苦労をしている。