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る。オオルリ、コルリは夏鳥であるが、ルリビタキは平地で越冬するので今がウオッ
チングの時期。町中の公園にも姿を見せる。1月13日名城公園バードウオッチングに
参加したとき、リーダーが「今日のメインはルリビタキです。」と自信たっぷり言う 海上の森でも平和公園でも見たが、ここでは記憶がない。グリーンプラザを右に少し行
くと、メイン花壇と通路の間に小高い空間がある。ツツジの生垣の前に正月用と思わ
れる寄せ植えの真ん中に直径3センチほどの棒が立ててあり、カメラマンが2人いた。
ミルワーム(ゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫で小鳥や小動物の餌として売られてい
る)を棒の上に置くとウグイスがやってきた。カメラマンのお目当てはルリビタキのみで
あるらしくウグイスが入り込んだ生垣を蹴って、再びミルワームを置く。ルリビタキ
が来たが、シャッターを押す間もないほどの時間でミルワームを食べてしまう。しかし
よく懐いていて何度も来て私達はしっかりウオッチングすることができた。
野鳥を写真に撮るとき餌を置くことはよくある。全くなにもしないで野鳥を撮影す
ることはとても難しい。けれどここ名城公園は驚くほど猫が多い。それもどの猫も
艶々の毛並みをしている。あんなに無警戒にででくるウグイスやルリビタキを見ていると
本当に心配。
ルリビタキはヒタキと名前にあるが、ツグミ科の留鳥または漂鳥で1500mぐらいの
亜高山地帯で繁殖する。青いのは雄の成鳥で雌や若い鳥はオリーブ色かかった褐色で
尾羽のみ青い。雄だって全身青いわけではなく、脇腹に橙黄色の羽毛がある。また腹と
眉班は白い。幸福の青い鳥ではないが、会えると嬉しくなる。