575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

新米のおむすび艶々皿の上  すみ

2013年09月04日 | Weblog
新米でおむすびを握る。お皿に置いたお米の艶にふと気づく。
ああ、新米の色と光なんだ!というちょっと幸せな思いが伝わってきます。

ふと、は不図。はからずも気付く。心が動いた。
日常の些細なものに気付く時、何かを発見している。
(俳句に大事な五つのこと・上田五千石)

とても良い句です。
ただ「艶々皿の上」が少し気になりました。

  新米のおむすびの艶皿に置く

としてみました。
手のなかの艶々したお握りを、そっと皿の上に。
改悪かな?      
                 遅足
コメント
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