風光るという題詠に
スピード感のある(疾走)という言葉が
ぴたりとはまり選びました。
今回400年ぶりに中止となった
上げ馬神事でしょうか。
私は競馬の馬が目に浮かびました。
騎手と馬が一体となって激しく競い合う。
鼻先ひとつでも前にと競り合う姿が
スローモーションのコマ送り映像のように
きらめく汗までもが見えるような気がしました。
無駄な言葉のないお手本のような句だと思います。
コロナウイルス感染の影響で
スポーツの試合が無観客となる中、
競馬は逆に騒がしい観客がいないと
馬が落ち着いてゲートにはいり
スムーズにスタートできるとか。
実力が出るかもしれませんが、
性格も出て、力抜いたり、
皆でギャロップしてしまったり。。
それはないか。 郁子