題詠「湯豆腐」
- 湯豆腐や京のあの店あのお庭 (佐保子)麗子・須美・千香子
- 湯豆腐やかすむ手と顔大原で (泉)結宇・遅足
- ひと揺らぎして湯豆腐の掬はるる (亜子)能登・遅足・佐保子・郁子
- 湯豆腐や阿吽のなかのちりれんげ (晴代)結宇・郁子・須美
- 湯豆腐のもう食べ頃と身を揺らす (能登)麗子・遅足・郁子・泉
- くつくつと煮える湯豆腐寄る辺なき (麗子)能登・竹葉・千香子
- 湯豆腐やあみだくじめく鍋の罅(千香子)能登・麗子・佐保子・竹葉・晴代・亜子・泉
- 湯豆腐や推しの薬味のアラカルト (郁子)須美・晴代・泉
- 湯豆腐や反芻いくど寝る(いぬる)まで (結宇)亜子
- せめてもと父の供する湯豆腐や(須美)結宇・佐保子・竹葉・晴代・千香子・亜子
- ラニーニャや湯豆腐メニュー今日もまた (竹葉)
自由題
- 機窓より富士全容の文化の日 (佐保子)麗子・遅足・須美・亜子
- 文化の日読めても書けぬ字数増え (晴代)佐保子・郁子・千香子
- 北陸路トンネル毎に紅葉して(麗子)結宇・郁子・竹葉・須美・晴代・亜子
- 一枚と同じ物無し柿落ち葉 (須美)麗子・佐保子・泉
- 一枚のモザイク落ち葉踏み踏まれ (竹葉)
- 秋日和城での勝負若き棋士 (泉)遅足・佐保子・千香子
- 韓鶴子とふ人知らず去年の秋 (千香子)能登・麗子・
- 大泣きの保育カートや落葉道(郁子)結宇・能登・遅足・竹葉・須美・晴代・泉
- よれよれのパジャマに馴染む夜長かな (亜子)結宇・能登・郁子・晴代
- リフォームの床に増えたり木の葉髪 (能登)竹葉・千香子・亜子・泉
- 山頭火のぼりに名染め秋の空 (結宇)
予想はいかがでしたか?
11月句会
トップ賞は 題詠が千香子さん 自由題 郁子 でした