牛のような角、鋭い牙、虎の皮の褌、目はらんらん、醜悪の塊のような鬼。
そうはいうものの、どこかユーモラスで可愛ゆく、ときには悲哀さえ感じます。
さて俳句界の鬼は季語に「追儺}がある程度で肩身の狭い存在。せめて、著名な俳人の俳号に見えるのが救いです。
京都府大江町は酒呑童子の故郷、その町はずれに「日本の鬼交流館」があります。その仕立ては面白く、鬼と共棲みしてきた里人はみな暖かくいたるところ鬼だらけ。
大江の里は人みな温かし千年を鬼の悲愛と共に棲み来て
酒呑童子の旨酒に酔う大江の夜鬼よ訪ひ来よ連れ立ち行かな
そうはいうものの、どこかユーモラスで可愛ゆく、ときには悲哀さえ感じます。
さて俳句界の鬼は季語に「追儺}がある程度で肩身の狭い存在。せめて、著名な俳人の俳号に見えるのが救いです。
京都府大江町は酒呑童子の故郷、その町はずれに「日本の鬼交流館」があります。その仕立ては面白く、鬼と共棲みしてきた里人はみな暖かくいたるところ鬼だらけ。
大江の里は人みな温かし千年を鬼の悲愛と共に棲み来て
酒呑童子の旨酒に酔う大江の夜鬼よ訪ひ来よ連れ立ち行かな
酔い酔いて鬼と肩組む良夜かな
これは人間に追われる鬼ではなく、
福をもたらすとされているようです。
日本列島の山村には、人間に福をもたらす鬼が
まだ棲息しているようです、
なぜ悪となったのか?
どうもよく分からない存在ですね。
妻子を無残に殺された若い夫の記者会見を
みました。
「鬼」を感じました。
救済はあるのでしょうか?
観音様は現れるのでしょうか?
さくらんぼ含めば鬼の目のゆるむ
さくらんぼどこかで鬼の泣く声を