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最終結果です。 遅足
題詠「冬」
①煙突の刺の如くに冬の月(狗)遅・郁・朱・能
②今朝の冬月越しに浮く地球かな(朱露)静・亜・愚・能
③夫の名も忘れし母や冬日向(立雄)静・亜・晴・鳥・能
④冬晴れやささやかなこと感謝して(麗子)亜・郁・鳥・土
⑤蟹ゆでの匂う路地裏冬来たる(能登)愚・土
⑥あざやかにビルの装う冬の夜(晴代)狗
⑦残したる夢ちらほらと冬桜(愚足)晴・麗
⑧冬の蚊の妙に馴れ馴れしく寄りぬ(亜子)遅・郁・狗・朱・鳥・土・立
⑨赤絵具残るパレット冬景色(静荷)晴・麗
⑩一枚のガラス隔てて蝶の冬(遅足)静・狗・朱・立
⑪冬木立みじかき午後を愛おしむ(郁子)遅・麗・愚・立
自由題
①落葉掻ふりかえみればまた落葉(晴代)狗・麗・能
②時雨傘差すまでもなく薄明り(狗)土・能
③頭上より烏一声秋刀魚焼く(静荷)遅・朱・鳥・愚
④もう一人の己と語る夜長かな(立雄)静
⑤木曽晴れて炭焼く人の仕事唄(亜子)郁・狗・麗・鳥・土
⑥シクラメン窓辺に置いて冬に入る(麗子)遅・静・郁・鳥
⑦赤鬼の哀し色見ゆ初時雨(能登)晴・立
⑧イチョウの葉拍手喝采紙ふぶき(郁子)能
⑨耳ふたつひとつ空耳星月夜(遅足)静・狗・朱
⑩乱丁の俺冬空の逆上がり(朱露)遅・亜・晴・郁・愚・土・立
⑪穭田になほ青みあり余呉の湖(愚足)亜
⑫回復の兆し探して枇杷の花(童子)亜・晴・朱・麗・愚・立
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次回は12月19日(水)午後6時 安田屋
題詠は、年の瀬、年末、クリスマスなど、年の瀬なら、なんでもOKです。
題詠「冬」
①煙突の刺の如くに冬の月(狗)遅・郁・朱・能
②今朝の冬月越しに浮く地球かな(朱露)静・亜・愚・能
③夫の名も忘れし母や冬日向(立雄)静・亜・晴・鳥・能
④冬晴れやささやかなこと感謝して(麗子)亜・郁・鳥・土
⑤蟹ゆでの匂う路地裏冬来たる(能登)愚・土
⑥あざやかにビルの装う冬の夜(晴代)狗
⑦残したる夢ちらほらと冬桜(愚足)晴・麗
⑧冬の蚊の妙に馴れ馴れしく寄りぬ(亜子)遅・郁・狗・朱・鳥・土・立
⑨赤絵具残るパレット冬景色(静荷)晴・麗
⑩一枚のガラス隔てて蝶の冬(遅足)静・狗・朱・立
⑪冬木立みじかき午後を愛おしむ(郁子)遅・麗・愚・立
自由題
①落葉掻ふりかえみればまた落葉(晴代)狗・麗・能
②時雨傘差すまでもなく薄明り(狗)土・能
③頭上より烏一声秋刀魚焼く(静荷)遅・朱・鳥・愚
④もう一人の己と語る夜長かな(立雄)静
⑤木曽晴れて炭焼く人の仕事唄(亜子)郁・狗・麗・鳥・土
⑥シクラメン窓辺に置いて冬に入る(麗子)遅・静・郁・鳥
⑦赤鬼の哀し色見ゆ初時雨(能登)晴・立
⑧イチョウの葉拍手喝采紙ふぶき(郁子)能
⑨耳ふたつひとつ空耳星月夜(遅足)静・狗・朱
⑩乱丁の俺冬空の逆上がり(朱露)遅・亜・晴・郁・愚・土・立
⑪穭田になほ青みあり余呉の湖(愚足)亜
⑫回復の兆し探して枇杷の花(童子)亜・晴・朱・麗・愚・立
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次回は12月19日(水)午後6時 安田屋
題詠は、年の瀬、年末、クリスマスなど、年の瀬なら、なんでもOKです。
東の横綱が亜子さんの
冬の蚊の妙に馴れ馴れしく寄りぬ
西が朱露さんの
乱丁の俺冬空の逆上がり
冬の蚊は、蚊を詠んでいますが、人間のことを
言っているような面白さがあります。
また、乱丁の句は、人間をストレートに詠んで
諧謔に満ちた面白さがあります。
ともにベテランの句。
人生の達人の境地か?