伊豆急の車窓より菜の花を見ました。ちょうど、稲取のあたりでしょうか。雨上がりということもあり、山吹色が洗われたように鮮やか。2月12日は司馬遼太郎の命日「菜の花忌」です。数年前、東大阪の煩雑な商店街を抜け司馬遼太郎の記念館を訪れたことがあります。彼はタンポポや菜の花といった黄色い花を好み、金属の小さな丸缶に花の種が入った土産を買い求めました。司馬遼太郎の著書「太郎の国の物語」美しい日本の自然への冒涜ともいえる破壊。日本は国民一人当たり800万近い借金があるとの由。自然を破壊し、借金を重ね、その先にあるリニアとは…。
写真と文<殿>
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