![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e2/fbf026d8f54e37252e2a1f76d8631b5c.jpg)
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草女1月9日か10日のNHKのニュースで川島の河川環境楽園でシモバシラに霜柱ができたと報道されていた。その状態のシモバシラを見たいとかねがね思っていた。川島までは遠いが、東山植物園にシモバシラの花を見に行ったことがある。それで休み明けの12日カメラを持って出かけた。
シモバシラはシソ科のシモバシラ属で山地の木陰に生える多年草。初冬、枯れ始めた茎の根もとから霜柱のような氷柱が立つことからシモバシラをの名前が付いた。
外気が氷点下になり、地上部が枯れても地中はまだ暖かく、根は生きている。水を吸い上げる力はまだまだ活発で水を吸い上げて、茎の中の導管へ送る。導管の中を上がってきた水は茎が枯れているから外へ沁みだし、外気にふれて凍り始める。茎の破れが大きくなり、凍った部分も成長する。こんなメカニズムを持っている草はシモバシラだけでななく、シソ科のアキチョウジ、カメバヒキオコシ、テンニンソウ等、キク科のアザミ類やハグマ類なども氷柱を作るそうだ。
東山植物園のシモバシラは合掌造りの家から少し北へ行ったところにある。上手い具合にシモバシラを付けていて満足した。私ぐらいかもう少し先輩と思われるカメラマンが結構いて、ここのシモバシラは小さいとか、株が少ないとか文句を言っている。
人が満足しているのに・・・
後日、CBCのニュースで河川環境楽園のシモバシラを放送していた。なんと1200株あって土手一面にシモバシラの霜柱を映していた。これを見ている人は東山植物園のシモバシラではものたらないだろう。
霜柱が強調されるが花もなかなか良い。シソの花を大きく