花冷えの一日になりそうです。皆様お変わりありませんか?
先月、句会の自由題で採らせて頂いた一句。
まだコロナに怯えなくてよかった頃、句会のあとに愛知県美術館で開催されていたコートールド美術館展を訪れました。
マネの晩年の傑作「フォリー・ベルジェールのバー」を見たくて出かけたのですが、その作品の不思議さはもとより、ルノアール、セザンヌ、ドガなどたくさんの印象派の絵を堪能することが出来、至福の時でした。
その展覧会にモネの「花瓶」という作品も展示されていました。まさにこの句のように淡いピンクブルー、白が混ざりあって一足早い春を絵画で味わえました。
ところが、展覧会も新型コロナの影響で途中で閉鎖、神戸の展覧会も延期になってしまいました。
思えば気軽に美術館に出かけられるのは本当に幸せなことだったと、自粛を余儀なくされている今実感しています。
しばらく展覧会もお預けですが、この絵のように本当の春が来るのを心待ちにしています。麗子