ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

彩雲を見たが…

2019-06-02 21:53:14 | 自然・季節
「彩雲」という言葉があることを初めて知ったのは、空模様などから普通に聞かされたからではなかった。
学生時代、よく聴いていたNSPというグループが出したアルバムに、「彩雲」というのがあったのだ。
アルバムジャケットには夕陽で色付いたようなデザインの絵が描かれていた。

雲は、夕陽に照らされてオレンジ色に描かれていた。
だから、あまり深く考えずに、彩雲とは「色がついた雲」のことだと思っていた。
また、アルバムの曲の中にも、「彩雲」と名の付く曲はなかったから、それでいいものだと思っていた。

その後、何かの機会に「彩雲」とは色のついた雲のことではなく、太陽に近いところで雲が虹のような色に彩られる気象現象のことだと知った。

実際に、それらしいものを見たことがなかったので、6年前の5月にこの現象を見たとき、これが彩雲なのではないか?と思った。

その後、よく調べてみると、これは彩雲ではなく、「環水平アーク」と呼ばれる現象だと知った。

半月前、アルビレックス新潟の試合観戦に向かう途中、こんな現象に出合った。

よく見てみよう。
雲に、色がついている。

これこそが、彩雲なのだ。

彩雲が現れると、吉兆…何か良いことが起こる…と言われている。
まあ、迷信にすぎないだろうが…。

ところが、珍しい環水平アークを見た3日後、娘が倒れて救急車で運ばれたのであった。
だから、このような珍しい自然現象を見ると、吉兆ではなく凶兆(何か悪いことが起こる)なのではないか、と思ってしまう。

案の定、彩雲を見た日、アルビレックス新潟は、愛媛FCに2-0から大逆転され、2-3で敗れたのであった。
やはり吉兆ではなかったなあ…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする