ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

雨ニモマケズ、風ニモマケズ…第46回関川マラソン大会(1)

2019-06-16 20:35:23 | RUN

何でこんな風雨の中を走ってんのかなあ。
強い向かい風と雨をまともに受けながら、何度もそう思った。

今日は、関川マラソン大会。
数日前からすでに荒天が予想されていた。
だから、大会のホームページには、前日の昨日は、
「明日の大会についてのお知らせ
現在、雨は降っていませんが風は強いです。
明日は雨天の予報ですが実施の予定です。」
今朝は、6時前に、
「本日の大会について
本日の大会は予定通り開催します。」

と、念を押すように、連日発表されていた。
多少の天候に動じずに大会を開催するという大会本部の強い意志がうかがえた。
だが、夜中あるいは明け方の強い雨音に、本当かなあと思ったりもした。

後でコンディションを調べてみたが、
気温  18℃。
天気  雨。
降水量 12~15mm/時間。
風速  4~5m。

車に乗って会場に近づくと、雨風の中で誘導を行う駐車場の係員が一生懸命動いていた。
こんな大変なコンディションの中、強い風雨に打たれながら仕事をするのは大変だ。


ふれあいど~むで受付を済ませてから、最終的な悪天候対策をいくつか整えた。

雨にぬれ、風に吹かれると、体が冷えやすい。
その1:ふくらはぎソックスを使って、足の冷えを防ぐ。
その2:アームカバーを両腕に付けて、腕の冷えを抑える。
その3:大きなポリ袋を切って、首を通す穴をあけ、両腕を出すところを作って、上半身に着用する。

ふれあいど~むから移動して、出発点近くの村役場の建物で雨宿りをしていても、体が冷えてくるのが分かる。

上記3つの対策をしてよかったと思った。
その後、スタートのために整列して雨に打たれているときや、

スタート後に風雨にさらされながら走っているときに、特にポリ袋の雨具は有効だなあと思った。
軽いし、雨風をしのぐだけでなく、体熱を逃がさない。
初めて使ってみたが、今後も、必要によって簡単に作り着用しようと思った。


さて、走り出してみると、風雨の強さは時折想像したものを超えていた。
それゆえに、冒頭のような思いを抱いたのであった。

何でこんな風雨の中を走ってんのかなあ…。

大石の折り返し点のある7kmくらいまでのところは、もともとゆるやかな上り坂なのだが、今回は強い雨と風が走る気力を奪っていた。
だけれど、折り返せば追い風になり下り坂になるはずだと、そうなることを願いながら走っていた。

折り返してきた人の中にSNさんがいた。
先月は白根で一緒に走ったが、最後には圧倒的に差をつけられた。
今日も、私よりも30秒くらい前にいた。
声をかけると、「難儀だ。体が重い。」と言っていた。

折り返すと、期待どおり追い風になりだいぶ楽になった。
来た時よりも1kmで20秒くらい早く走ることができた。
そのため、10km近くでSNさんに追いつくことができたが、彼は本当に不調そうだった。
「12kmで棄権しようかと思っている。」
という彼に、
「じゃあ、先に行くけど、(いつものレースのように)また後で抜いてよね。」
そう言いながら彼の前に出た。
コメント
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