ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

初めて出合った アズマシロカネソウ!

2023-04-26 20:09:29 | 草木花

期待した場所で、コシノコバイモの花が終わっていて残念だった。

だが、もう少し花見をしたかった。

早い春の「素通り」(?)で、あまり今春見ていなかった野草の花、ミヤマカタバミ。

それを探して、別な場所に移動した。

見つけた、見つけた、ミヤマカタバミ。

初めて、この花を見つけたときもときめいたが、この日もたくさん咲いているのを見かけてうれしくなった。

 

そのミヤマカタバミをたくさん見つけられたところを、ずっと歩いて写真を撮っていた。

ふいに、今まで出合ったことのない山野草に出合った。

それがこれ。

何だ、これ?

ぴょこんと立った茎から上方に葉が数枚出ていて、そのうえからさらに首を伸ばして花を咲かせている。

その花の色は、きみどり色に近い黄色の花びら。

なのに、花びらの一部は、紫色になっている。

丸い形をした花の中は、黄色いおしべが鮮やかなオレンジ色。

なんて特徴的な、可愛らしく美しい花なんだろう!

何枚も写真を撮ったが、小さいせいもあって、なかなか花にピントが合わなかった。

春にこんな花が咲いているのを、初めて見た。

いっぺんで魅せられてしまった。

 

家に帰って、さっそく調べてみた。

ほどなく見つかった。

キンポウゲ科の「アズマシロカネソウ」というのだそうだ。

 

日本海側の山地のやや湿ったところに生える高さ10~25cmの多年草。

花は黄緑色で外側は紫色を帯び、径は7~10mmでやや垂れ下がって咲く。

名は、シロカネソウに姿が似ていることから付けられた。

 

地下茎は短くうろこ状のもので包まれる。

葉は根のところから出る茎につき、3枚の小さな葉がつく。

花は、うすい黄緑色で、花びらのもとの方が一部分赤紫色になると共に、5枚の花弁の1枚はほとんど赤紫色になる。

地上で走る枝が出ないことと花の色が特徴である。

日本海側の秋田から、石川までによく見られる。

 

ふむふむ、なるほど。

日本海側に特徴的ということは、それなりに珍しいということだ。

その珍しい野草の花と新たに出合えてうれしかったよ~!

コメント
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