去年の新潟シティマラソンは、26kmまでがマラソンで、残りの16kmは遠足だった、と書いた。
これは、遠足が目的ではなく、マラソン完走が目的だったはずなのだったが。
今日は、10km走ったのだが、走ることがメインではなく、着いた所での花見が中心目的であった。
だから、今日は花見遠足のための10kmのRUNということであった。
花見のためなら、10kmくらい走って行けよ、ということですな。
いい天気だったので、ふとんを干して、いざ出発。
1km手前で、国道7号線脇の歩道を走る。
陸橋の坂が結構きつい。
2km手前で、橋を渡る。
加治川の合流地点の向こうに見える二王子岳の雪もだいぶ少なくなった。
はっきり見えるということは、黄砂の影響は少ないということだね。
約3kmの地点で、国道に別れを告げ、旧道へ。
4km地点の辺りは、田んぼを横目に山に向かって走る感じ。
このあたりの田んぼは、すでに田植えを終えていたり、今その真っ最中だったり。
5km付近で、山がだいぶ近くなったが、新緑が美しい。
6km付近で振り返ると、大天城公園の小高い丘が見える。
7km~8kmの山(丘)と並行して走る農道には、田植えに向け水が張られているところが多かった。
まもなく9kmというところで、また旧道に合流。
ここら辺でちょっと苦しくなって走るのをやめ、20秒ほど息を整えた。
目的地、桜公園が近いと示す看板があったが、この辺の道は実はゆるく長い上り坂だった。
いよいよ大峰山につながる道に入る。
ゴールの桜公園は、もうすぐだ。
ゴール地点、桜公園の駐車場&管理用建物に到着。
ここまで10km強。ちょうどRUNにいい距離だった。
要した時間は、1時間00分57秒。
無理なく走ってくることができた。
管理用建物のおばちゃんに、「10km走ってきた」と話すと、「なんでそんなきついことをしなければいけないの」とあきれられた。
桜公園では、ほとんどの桜は終わりを迎えていたが、楽しみにしていた緑色の桜「御衣黄(ギョイコウ)」がまだ咲いていた。
それ以外に咲いているものもわずかながらあったが、その一つ、「梅護寺数珠掛桜」なんて名前の桜もあるんだね。
これは、「ばいごじじゅずかけざくら」と読むのだ。
美しいタニウツギも咲いていた。
タニウツギの白花を見たのは、初めてだった。
「花見遠足」を満喫!
ああ、楽しかった。
ただ走るだけでなく、到着地点で花見ができるというのは、なかなか乙なものですね。