ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

今年の大会も、マラソンのち遠足&我慢大会② ~新潟シティマラソン2023~

2023-10-09 19:10:43 | RUN

かつては、スタート後の混雑によるゆっくりしたペースは、気に入らなかった。

タイムが悪くなる気がしたからだ。

だけど、今年は、まったく気にならない。

なぜなら、速すぎない走りが今年の作戦でもあるから、スピードが上がらないほうがいいのだ。

だから、自分のウオッチによる計測で、最初の1kmは、7分02秒。

すばらしい、予定どおりじゃないですか!?

 

やがて、2km地点になるが、この辺りで当時新潟県知事でありながら走っていた米山隆一氏を抜いて行った大会もあったなあと思い出す。

 

苦しみまくった今年の新潟シティマラソン(2)~新潟みなとトンネルが調子を狂わせた?~ - ON  MY  WAY

並んだ時からわかっていたけれど、参加者が多い。なにせ、ファンラン(10.6㎞)の参加者3,300人とフルマラソンの参加者9,600人が一緒に並んで同時スタートなのだ。12,900人...

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鳥屋野潟の親松導水路上に架かる橋を渡っていく。

 

あれれ、目の前に茶髪と和装の集団が現れた。

この格好って、…あの、IKKOの仮装集団!?

「どんだけ~!」と多くのランナーに言われながら走っていた。

私も、言いながら通り過ぎたのだけどね。

 

ここからは、1km表示ごとに写真を撮って行ってみようか、などと思いついた。

そこで、これが3km地点。

そして、4km地点へ。

3km辺りから道の両側にランナーを応援する人たちが、たくさんいた。

わざわざ手製の応援うちわや応援パネルを持って声援を送る人たちもいて、ありがたいなと思った。

 

第1エイドは、5km地点。

スポーツドリンクと水のテーブル。

だらだらとした列になっていたが、今後を考えると水分補給は大事なので、並びながらもしっかりと両方を飲んだ。

 

道は直進していき、信濃川の土手にぶつかり、その下のやや細い道に入る。

その狭い道で、「すみませーん、すみませーん」という声が後ろから迫ってきた。

それは、車椅子ランナーだった。

自ら声をかけながら進んでいく様子に、ちょっとした感動を覚えた。

前が混んでいたので、私も思わず、

「車椅子ランナーが通ります。前を開けてください。」

と叫んだ。

この道の大半では信濃川の風景が見られず残念なのだが、千歳大橋、昭和大橋、八千代橋などの下をくぐっていくことにもなる。

7㎞地点のここは、八千代橋だったのでしょうかね。

 

まもなく、この道に別れを告げると、いろいろな係員が「フルは左側、ファンランは右側」と訴え、コースが別になることを告げていた。

そして、コースは、新潟を象徴する万代橋へと続き、渡る手前が8km地点。

橋の右側がファンランのコース、中央がフルマラソンのコース、そして左側のコースは、1km折り返しのユニバーサルランのコース。

ユニバーサルランは、年齢や障害の有無の枠を超えた周回コース。

仰向けで車椅子に乗った人を押して歩いていたり、小さい子どもと家族で走ったり、夫婦でペアルックで走ったりと、楽しんでいる人たちの姿を見ることができた。

このランでは、東京パラ五輪銅メダルの永田務選手、元豊山の小柳亮太さんらがゲストランナーを務めていて、永田選手の姿を見つけることができた。

万代橋上から、柳都大橋の向こうに下流の朱鷺メッセが目立つ。

万代橋を渡り終えようとするところで、ゲストランナーの市橋有里さんが応援に立っていた。

橋を渡り終えると、まもなくファンランは右折し、川沿いの道を新潟市陸上競技場に向かう。

フルは、直進し柾谷小路を進み、古町で折り返し点を迎える。

折り返すと、きわめて元気で明るい女性ランナーの声が聞こえてきた。

振り返って見ると、仮装して妖精のティンカーベルの衣装をしたランナーだった。

その声で励まされたら、こちらも元気になった。

さすが、妖精だね。

 

ここから先は、信濃川沿い。

10km地点は、柳都大橋の下をくぐったところ。

川の向こうに朱鷺メッセ。

そして、新潟市歴史博物館みなとぴあ。

こんなふうに通ると、新潟市のアピールを感じるなあ。

 

ここまでの10kmは、7分/kmで行く作戦だった。

① 7分02秒  ② 6分50秒 ③ 7分08秒 ④ 6分44秒 ⑤ 7分10秒

⑥ 6分44秒 ⑦ 6分52秒 ⑧ 7分14秒 ⑨ 6分56秒 ⑩ 6分41秒

この1kmは少し速くなったが、だいたいは作戦通りに進んでいた。

幸いにも、無理をしていないので、腰もいたくないし、脚もまだ疲れていない。

ずうっとこのまま行きたいものだ。

                              (つづく)

コメント (2)
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