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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

冷たい雨の中、ドローに終わる ~2023第30節ホームサガン鳥栖戦~

2023-10-21 20:14:57 | アルビレックス新潟

3週間ぶり。

待ちに待ったJ1リーグの公式戦。

だが、もう残り5試合しかない。

第30節は、11位新潟はホームに、勝ち点1点差の12位サガン鳥栖を迎えての一戦。

鳥栖には、福田、河田、菊地コーチなど、新潟に縁のあった人たちが多い。

だけどそれは昔、今は今と思っていたら、河田はベンチ入りもなし、福田はベンチメンバー。

新潟のメンバーの発表を見ると、控えに主将の堀米、夏からの新戦力の長倉、9月J1月間ベストゴールを受賞した三戸がいない。

三戸は、アメリカ遠征から帰ったばかりだから欠場は仕方ないが、堀米と長倉がいないのはどうして?
気になっていたら、一緒に試合観戦をした息子から、2人は直近に行われた練習試合にも出ていなかったから、「たぶんケガ」だろうと教えてもらった。

だけど、誰が出てもそん色ない働きをするのが新潟の選手たちだから、今日はきっと勝ってくれるはず、と期待した。

 

対戦相手の鳥栖は、試合前の練習の様子を見ていると、どの選手も動きが俊敏だった。

だから、勝ち点1の差ですぐ下の順位にいるとはいえ、きっと油断がならない好ゲームになるのではないか、という予感がした。

 

その予感は、当たっていた。

開始2分のゴール前での松田→鈴木のチャンスを、相手GKに好セーブされると、その後はなかなかチャンスが巡って来なかった。

ほぼ互角の展開ながら、ボールの支配率は上かもしれないが、ゴール前に迫ったのは、どちらかというと鳥栖の方が多い気がした。

流れが来そうな時に、相手選手の靴が2回も脱げて、変な中断が入ったりもして、何か乗り切れないまま時間が進んだ。

そんな前半45分、藤原から渡ってきたボールを松田が右からクロスを送ると、相手選手の腕に当たって、VAR判定に。

結果は、PK。

これを鈴木が見事に決めて、新潟が先制した。

すでに前半のアディショナルタイムだから、気を引き締めて守り、リードしたまま前半を終えてほしい。

そう思っていたのに、なんと再開直後に大きく右に展開されてしまい、クロスを上げられると、ファーでフリーになっていた相手FWのヘディングシュートを食らってしまった。

これであっけなく同点に追いつかれてしまった。

先制して、残り時間も少なくてふわっとした雰囲気のままだったところを、うまく疲れてしまった。

これは、実にもったいない、悔やまれる失点だった。

きっとロッカールームで、監督リキさんの「喝」が入ったのではないだろうか。

 

後半になって、新潟は、前半より少しはよい動きになったように見えた。

だが、概してやはり互角の展開。

 

いつものように、新潟は、後半に選手交代で打開を図る。

久しぶりにダニーロ・ゴメスの出場もあった。

アジア大会銀メダルの小見ちゃんも、交代出場してシュートを放ったが枠外。

新潟が放つシュートは、枠外が多かった。

うまく相手に守られていたということか。

こういうときに、想定外の動きやプレーをする三戸ちゃんがいるといいのにな、と何度か思った。

結局、勝ち越しゴールは生まれず、1-1のドロー。

残念ながら、3連勝とはならなかった。

冷たい雨の降る中での試合で、試合内容もちょっと冷え込んだものになった気がした。

今日の試合では、新潟の左右のサイドバックのプレーがすばらしかったと思う。

右の藤原は、相手の侵入を許さなかったり、危機を察知して先を読んだプレーをしたりしていて、サポーターからよく拍手をもらっていた。

左に入った新井は、守備のポジショニングもよく、心得たプレーをしていた。そして、攻撃への参加も、時には前へ時には中へ、変幻自在の動きで、シュートも放っていた。

 

また、攻守にわたって、高木の俊敏な動きは目を引いた。

1年前は大けがをしたのだが、1年たってようやく彼らしいプレーのすごさが見られるようになったなあとうれしく思った。

 

今日の引き分けによって、4試合を残して、今季のJ1残留が決まった。

現在11位だが、目指すひと桁順位の対象である9位川崎は、昨日勝利していたため、勝ち点差は3から5に広がってしまった。

ちょっと厳しくなったが、残り4試合、最後まできっと健闘してくれるだろう。

期待している。

 

Visca Albirex !!

コメント (2)
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