今年も、秋の上堰潟公園へ

この時期、一面のコスモスの花を見たくなる。

そこで、今年も去年に引き続き選んだのは、新潟市西蒲区の上堰潟公園。

車に乗って出かけてみた。

ところが、やはり今夏の猛暑のせいであろう、育ちがよくない。

 

角田山をバックにしてコスモス畑を撮ってみても、コスモスが目立たない。

咲いている花も少なく、しかも小ぶりだった。

そのうえ、せっかく咲いている花なのに、花びらが虫に食われているものが多く、ちょっと興ざめであった。

それでも、少しでもきれいに咲いているものを見つけ、カメラのシャッターを押した。

やっぱり花にふちどりがあるものって、なんかいいなと思いつつ。

おお、埼玉の畑でよく見かけたヒメヒルガオではないか。

コスモスに混じって、いくつも咲いていた。

 

あまり咲いていないので、短い時間で、当初の目的「コスモスの花見」は終わってしまった。

さて、それでは、今年もこの上堰潟の周りを1周するか、と歩き始めた。

この潟には、1周２ｋｍの舗道があり、ウオーキングやジョギングをする人が絶えない。

なかには去年の新潟シティマラソンのＴシャツを着た年輩の方がいて、何周も走っている姿を見て、来週の新潟シティマラソンのための練習で走っているのだな、がんばっているなあと感心した。

 

舗道と潟の岸の間には、ずうっと「菜っぱ」が植えられていた。

これはきっと、来春に咲くであろう菜の花たちだな、きっと。

公園として計画的にもう植えてあるというわけだ。

 

潟の外側の細い田に、ソバの花

が咲いているところがあった。

コスモス畑同様に、角田山を背景にして写真を撮ってみよう。

コスモス畑よりも、このソバ畑の方がきれいかも。

 

ソバ畑から遠くないところに、オレンジ色のキバナコスモスが咲いている場所があった。

ここは、管理されていないのかな？

まあ、いいや。今度は角田山を背景にしてキバナコスモスを撮ってみよう。

オレンジ鮮やか。

これで角田山三部作できあがり！？

 

潟を見ながら、たくさんの種類の並木の下を、また歩く。

白サギがいたり、

カモがいたり、

水鏡がきれいに見えたり、

と楽しんだ。

 

そして、お待ちかね（？）のわらアートのコーナー。

去年は、麒麟と招き猫のわらアートだったが、今年は？

 

…今年は、１つは、新潟日報に出ていた、朱鷺（トキ）。

大きくて、なかなか立派なものだ。

 

もう1つは？

いろいろなイルカとタコだった。

このタコの足には、がんばって吸盤まで作ってあった。

なかなかの労作、力作だった。

 

こんなふうにして、上堰潟公園をひと巡りした。

この後は、海を見たくて、角田浜に寄った。

日本海の向こうに、佐渡もよく見えた。

この角田岬を起点にする灯台コースは、代表的な登山コースだ。

10年ほど前まで角田山には何度か登ったことを思い出し、懐かしかった。

 

その後は、海岸沿いの国道を走って、新潟シティマラソンのコースの一部をドライブして帰った。

この辺りでの、去年の苦闘ＲＵＮを思い出しながら。

マラソン大会は２６ｋｍまで　それ以降は「遠足」だった③　～2022新潟シティマラソン～ - ON　 MY　 WAY

さて、週末にはここを走れるのだろうか。

腰痛、なんとか消えてくれ～。

…などと願いつつ、帰ったのであった。