あちゃー⤵。
よりによって、箱根駅伝の予選会が行われるという週になって、不祥事→謹慎→解任とはなにごとですか!
去年55年ぶりの箱根駅伝出場を果たした立教大学。
本来なら第100回を迎える箱根駅伝、今回での出場を目指していたのが、去年1年早く出場を果たしたのは、上野監督の手腕によるところが大きい。
いや大きいどころか、上野監督でなければできなかったことだ。
昨季、さすがに久々の出場でシード権を獲得するまでの成績は残せなかったが、最後までタスキを切らすことなくつないで見せた。
今年は、箱根に出場するだけでなく、シード権を獲得するという目標を持っていたはずだったのに。
よりによって、監督が不祥事起こしてどうすんだよ!
…と、皆、言いたいだろうなあ。
立教大は、2週間前に野球部の部員による不祥事が明らかとなった。
暴力事件や喫煙事件その他いろいろ出てきているとのこと。
あー、なんたるこっちゃ!
私が学生時代を送っていたころ、立教大にはスポーツ推薦による入学はなかった。
強くはなかったが(今もさして強くはないが)、六大学野球で立教を応援するのは楽しかった。
いや、弱いからこそ応援していたのだ。
江川卓はじめスポーツ推薦で続々と有望選手が入っていた法政大を、ずんぐりむっくりでゆっくりな球を投げる投手が翻弄するような試合も、2、3度見たことがある。
どうだー、甲子園になんか出ていなくても、弱くても勝つことだってあるんだぞー!と誇らしい気分になったものだった。
もっとも、第1戦と第3戦は江川の完封勝利になっていたけれども…。
それが、今はスポーツ推薦によって、有望選手も結構多く入るようになっている。
それによって、きっとちやほやされる選手たちが多くなったに違いない。
だから、油断や隙が生まれてしまっている現状なのではないだろうか?
それは、今回の上野監督についても同じことが言えるのではないか、と思う。
大きな隙ができて、それが大きな墓穴となってしまった。
本来なら、この日曜日に、箱根駅伝予選会を終えた上野監督を囲んでのトークショーが大学で行われるはずだった。
しかし、今回の不祥事→解任で、当然ながら中止となった。
そして、何より立教大は、明日の箱根駅伝予選会を監督であった上野氏なしで戦わざるをえなくなってしまった。
選手たちの動揺の大きさは、想像以上のものがあるだろう。
まったく、一番大事な時に監督がいなくなるなんて…なんてこったい!
だが、明日走る選手たちには、がんばってほしいと思う。
監督がいなくなったとはいえ、ここまで高めてきた個々の選手たちの力は、きっと本選出場を勝ち取るだけのものがあるはずだ。
自分たちを信じて走ってほしい。
本選出場を果たすことが、不名誉を払拭する第1歩になるのだ。
行け、立教健児!
♬見よや十字の旗かざす 立教健児の精鋭が
武蔵野原をいでゆけば 若き心の血は燃えて
われらの行く手に敵ぞなし
立教!セントポール おおわが母校
第1応援歌を心に、快走を願う。