……ということで、なんちゃってランナーである私の新潟シティマラソン2023が終わった。
加齢に猛暑で練習不足に腰痛に…で、満足なRUNになどなるわけはないのだが、とにかくゴールにたどり着いたということで、達成感や充足感を味わうことができた。
最後に、作戦とアルビユニのことについて書いておきたい。
「6時間完走大作戦」は、気を楽にしながら走るためにはよかったと思う。
○10kmまでは、キロ7分(7分/km)のペース。7×10=70(分)
○20kmまでの10kmが、キロ8分のペース。8×10=80(分)
○30kmまでが、キロ9分ペース。9×10=90(分)
○最後の12kmは、キロ10分ペース。10×12=120(分)
○全部で 70+80+90+120=360(分) 360分=6時間
これを目安に完走を目指していたのは、無理はなかったと思う。
実際にどうだったか、見てみよう。
便利なもので、走りのポータルサイト「ランネット」では、大会での個人の走りをちゃんと記録してくれていたので、私自身の記録を振り返って見ることができる。
ラップタイムが計測されていて、5kmごとの表になっていた。
これを見てみると、25kmまでは、およそ7分/kmで行くことが、できていたということだ。
そこまでは、作戦で考えた以上の速さでいけたということになる。
ところが、25~30kmでは41分08秒だから、8分13秒/km。
それ以降は、35kmまで46分23秒、40kmで48分01秒だから、9分/km台になっていたと分かる。
キロ9分台にはなっても、10分台にはなっていないということから、作戦より早くゴールできたというわけだ。
ゆとりをもってできそうな「6時間完走大作戦」は、一応うまくいったということだ。
めでたし、めでたし。
だが、30km以降は、間違いなく苦行だった。
鍛えていない筋肉が悲鳴を上げる。
毎度思うが、走れなくても歩くことができるのが不思議だ。
フルマラソン6時間というのは、歩きを入れることを意味している。
後半歩いて進んでよいと考えると、筋肉は悲鳴を上げるが、ゴールはできると証明(?)された今年の新潟シティマラソンだった。
できれば、筋肉の悲鳴は味わいたくないのだが……。
そして、今年も、アルビユニの恩恵にあずかった。
昨日書いたように、小さい子に「アルビ、がんばれ!」と声援をもらったり、あちこちで応援してもらったりすることができた。
力をもらえた。
スタート時点で整列したときに目の前にいたランナーは、この神ユニ着用だった。
今はベルギーへと旅立った伊藤涼太郎。
彼も、向こうでがんばっていることだろう。
走る前にこれを見て、勇気が出た。
他にも、レプユニでは22番の松田詠太郎や12番のサポーターユニで走っている人を見かけたりすれ違ったりした。
そういう人たちに、「アルビ、ガンバ」と声をかけたり、逆に会釈してもらったりした。
そうすることで、なんだか、新潟サポにしかないつながりを感じることができた。
これからも、大会で走るときの私は、「アイシテルニイガタ」着用で声援をもらい、人とのつながりを感じながら力をもらって走って行こうと思っている。