阪神福島駅から中之島の国立国際美術館に行く途中、新設なった朝日放送本社ビルの前を堂島川に向かって歩きました。
朝日放送ビルには毎週楽しみに見ている「崖っぷちのエリー」の大きな写真が掲示されていました。
ビルの壁面は鏡のようなガラスが使われています。
玉江橋北詰で左に曲がって、堂島川を右に見て川沿いを歩くとすぐこの石碑があります。
私は、世の中の自伝の中でも白眉の「福翁自伝」をずっと愛読し、大分県中津の福沢諭吉が育った家にも行き、彼が大阪で蘭学を勉強した
緒方洪庵の適塾を何度も訪れ、また彼が設立した大学の入塾許可も貰った諭吉命の人間ですが(結局許可をもらったままになりましたが)、
彼が生まれたこの中津藩蔵屋敷跡だけは今回初めて訪ねました。
それにしても親の心子知らずというか、創立者は「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言っておられるのに、
塾生の後継者の中には「〇〇幼稚舎」とかに子を入れて、幼いときから自分は人の上の人だと勘違いするような子供を造っている人もいるやに聞くのも可笑しいです。
石碑を過ぎてすぐ涼しそうな前庭のあるビルがありました。