阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

「フィッシャーテクニックのブロックキット」 のご紹介

2011年03月26日 | ゲストルーム
友人が運営している「フィッシャーテクニックのブロックキット」のHPが一新されました。
 

  
是非アクセスしてみてください。こちらです。
欧米で長年の実績がある科学学習キットです。

なお本ブログに前回掲載した記事と写真(・・大阪の中津に、ドイツ「フィッシャーTechnik社」のメカトロ教材日本総代理店「㈱のもと」があります。
同社のショールームで製品をじっくり見せてもらいました。この教材を使うと、基本部品を組み合わせて、自分の設計による多様な
メカトロ作品を作ることが出来ます。小学校から工業高専まで広く利用されており、日本にもわずかながら熱烈な個人ファンもいて、
中には親子2代で楽しんでいる人もいるそうです・・)はこちらです。

このブロックキットについて友人からこのような補足説明がありました。

「さてフィッシャーのキットですが対象年齢は9歳からといえます。
組み立てるのに少し力がいるのと、キットによりますが組立時間がかかります。

玩具はいずれもそうですが年齢は大切です。達成感があって始めて喜びを感じて
つぎのステップへと挑戦意欲が湧いてきて結果的に探究心や向上心が発達します。
無理なものをあたえて挫折感を味あわせるのが最もいけないことです。

 フィッシャーは学校教材として欧米(特にドイツ・イギリスなど)では中学の理科や技術家庭の教材
として利用されているケースが多いようです。近年はアメリカで技術分野を目指す中学・高校生を対象にした
「Project lead the way」という大学理系へのオリエーティング授業(基本的にはNPOは運営する課外授業ですが)
が始まってCAD・CIM・バイオ・ロボット・電子工学など実学を中心にしたガイダンスが行われています。
(期間は6週から9週)アメリカの科学技術復権を狙っての国家的プロジェクトのようです。

 その中でフィッシャーテクニックが中学生対象の技術教材として取り上げられています。
メーカーにとってはこの需要は大変大きいようです。(50万円位のキットが毎年何万セットもでているようです。)
毎年テーマを決めていて昨年はマーブルソーティング(色付ガラス玉を仕分けする機械をつくる競技で速さと正確性を競う)
が課題でグループでその解決策を求めて機械を組み立てていきます。メカを考案しコンピューター制御で
仕分けする自動機の製作がテーマということです。
中学生が対象とはいえかなりレベルが高いテーマです。(わが国の高専のロボコン大会のマイナー版という内容です)

わが国の中学技術家庭は最近すこし変ってきましたが基本的には50年前の我々の中学時代と変っておらず
本立て・ちりとりの木工と電気スタントの組立が中心です。(最近はLEDになっている程度)
教師が変らないからほとんど変化なしですし選任の教師がいない学校も結構有ります。

日本の現状は受験という大きな壁が立ちはだかっていますのでことごとく時間がないで片付けられて
しまっていますがこのままでいいのでしょうか。いつものことながら疑問に思っています。」


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ユキヤナギが開いた

2011年03月26日 | 花・草・木・生き物






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