金谷発13:33発の電車は大井川に沿って千頭(せんず)に向かって走ります。かなりの上流にもかかわらずさすがに大井川の川幅は広いので驚きました。
驚きついでに大井川鉄道の電車の窓ガラスが、創業以来拭いたことがないほどの汚れにはもっと驚きました。
電力会社と同じく競争のない独占公共事業体の地方電鉄。しかもローコスト経営でその名を轟かせる名鉄グループ傘下の大井川鉄道。車両のクリーニング代はハナから予算に計上されていないようです。こんな車両を走らせて観光業をやるとは客を舐めているとしか思えません。おそらく社長以下の経営者たちは電鉄事業の現場に一回も出たことがないと断定します(苦笑)。(一部きれいなガラスがあったのは不思議です・・)
18名の怒りを乗せて電車は千頭まで走りました。
翌日乗る蒸気機関車とも行き違いました。
千頭には14:48に到着しました。千頭から寸又峡温泉まではバスを利用する幹事の計画でした。
バスは両サイドの紅葉を見ながら細いくねくねした急な坂道をぐんぐん上ります。
昭和43年2月にカービン銃をもって「金嬉老」が立て籠った[ふじみや旅館]は少し前に廃業していますが、今も看板と建物は残っていました。私も寸又峡と言う地名を覚えたのは「金嬉老事件」が当時大々的に新聞テレビで報道されたからです。事件は今では、日本で最初の“劇場型犯罪”と言われているそうです。静岡県や神奈川方面からの車で道路は大渋滞を起こしていて、当地では人気の観光スポットと知りました。旅館『光山荘』についたのは少し暗くなる頃でした。
温泉風呂は道路を隔てた対面に別棟になっていました。
宴会の席には宿の女将が歓迎の御挨拶を。
(シリーズ その3に続く)
SLOOPY THE DANCING CHIHUAHUA
実はカウンターの上にある感謝祭の七面鳥が気になっていたのだそうです。伴奏はあとからダビングしたものだそうです。
実はカウンターの上にある感謝祭の七面鳥が気になっていたのだそうです。伴奏はあとからダビングしたものだそうです。