このところ若い人に人気の「神戸乙仲通り」を歩きました。神戸市中央区の“栄町通”と“海岸通”の間を東西に通っている、約800mの通りです。乙仲通(おつなかどおり)は昔、海運貨物取扱業者が軒を並べて賑わっていました。昔の単位で甲・乙・丙・丁があり、昭和14年に政府は戦時体制に備え、これらの業者を乙種海運仲立業にまとめました。英語で言えばforwarderです。以来、「乙仲さん」として親しまれ、その活況から通りの名前まで「乙仲通」と呼ばれるようになりました。平成20年4月、地元住民の声も「乙仲通」にまとまり、神戸市より道路の愛称に認定されました。乙仲界隈には、神戸中華街やポートタワー、神戸海洋博物館などがあり、 約270軒のお洒落なお店や昔ながらのビルヂング、カフェやアトリエ、オフィスなどが軒をつらねています(神戸乙仲通り公式HPから部分引用)。なお一緒に歩いたUncle-Hoさんの話では、華僑も沢山事務所や店を開いていたそうです。



メリケン亭を出て海岸通りから北へ上がりました。左の日本郵船ビルの場所に、神戸開港時メリケン領事館、いえアメリカ領事館がありました。
確かにアメリカに行って、AMERICANを「アメリカン」と言うより「メリケン」と発音した方がよく通じます。当時の一般の日本人は耳で聞いた
通りに英語を言っていました。ですから人力車の車夫は、乗せた外国人に「とんびのはね!」と言われるとゆっくり走りました。
つまり客は「Don't be in a hurry」と言っていたのが、車夫の耳には「とんびのはね」と聞こえたと言う訳です。








栄町通りに面した地下鉄海岸線の駅。老朽して震災で傷んだビルのファサードだけを強化して残してあります。

かなり歩いて喉が渇いたので元町高架下商店街のとあるバーに入りました。

オーナーが船の愛好家のバーでした。4人で「カティサーク」の水割りを所望しておいしく飲みました。

そう言えば、明治の普通の日本人は、当時 英語で犬は「カメ」というと思っていました。なぜなら異人たちは散歩で放した
犬を呼ぶとき「カメ、カメ」と呼んでいたからです。はい彼らはカモン、カモンと呼ぶんです、犬を。




メリケン亭を出て海岸通りから北へ上がりました。左の日本郵船ビルの場所に、神戸開港時メリケン領事館、いえアメリカ領事館がありました。
確かにアメリカに行って、AMERICANを「アメリカン」と言うより「メリケン」と発音した方がよく通じます。当時の一般の日本人は耳で聞いた
通りに英語を言っていました。ですから人力車の車夫は、乗せた外国人に「とんびのはね!」と言われるとゆっくり走りました。
つまり客は「Don't be in a hurry」と言っていたのが、車夫の耳には「とんびのはね」と聞こえたと言う訳です。








栄町通りに面した地下鉄海岸線の駅。老朽して震災で傷んだビルのファサードだけを強化して残してあります。

かなり歩いて喉が渇いたので元町高架下商店街のとあるバーに入りました。

オーナーが船の愛好家のバーでした。4人で「カティサーク」の水割りを所望しておいしく飲みました。

そう言えば、明治の普通の日本人は、当時 英語で犬は「カメ」というと思っていました。なぜなら異人たちは散歩で放した
犬を呼ぶとき「カメ、カメ」と呼んでいたからです。はい彼らはカモン、カモンと呼ぶんです、犬を。