阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

終戦のエンペラー予告編

2013年08月27日 | 音楽・絵画・映画・文芸


 
終戦のエンペラー  Wikipediaから部分引用。
Emperor

『終戦のエンペラー』(しゅうせんのエンペラー、Emperor)は、企画奈良橋陽子、監督ピーター・ウェーバー(英語版)による2012年のアメリカ合衆国の歴史映画。第二次世界大戦終戦直後の戦後処理の史実を基に、フィクションを交えながら描かれる。主要撮影はニュージーランドで行なわれた[2]。日本国内の撮影もされ、映画としては初めて、皇居敷地内での撮影を敢行している[3]。
目次 [非表示]

宮内省職員として働いていた関屋貞三郎を祖父に持つ奈良橋は子供の頃から戦中戦後の事について祖父から聞いており、その影響でさまざまな資料を調べる中でボナー・フェラーズに目を留め本企画を立ち上げると、日本にいた経験もあるデヴィッド・クラスに持ち込む。初映画化となる占領下の日本と言う設定に魅了され、ゲイリー・フォスターやラス・クラスノフ、野村祐人も制作チームに参加が決まった。フォスターは心理描写を膨らませるため脚本家ヴェラ・ブラシを招き入れる。歴史コンサルタントのペドロ・ロウレイルからも、アドバイスをうけ、さらにイギリス人のピーター・ウェーバーを監督に迎える。制作側はウェーバー参加について「作品に客観的な視線が加わった」と述べている。ウェーバー自身も日本の歴史を知っていたが、本作を「歴史の隅に追いやられた出来事」と考え、映像化に夢中になって制作に没頭し、調査のために何度も来日した。[4]
フィクションの導入[編集]

奈良橋は資料を調べる中で、フェラーズが友人と会うと記して頻繁に出かけていることに着目し、恋愛が絡んでいるのだろうと想像した。また伯父に映画の話をしたときに、情熱的な愛のエピソードがあると良いと言われたことも理由に挙げている。制作側はフィクションを含むことで作品の自由度が増したと述べている[4]。

あらすじ

1945年8月30日、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ)が日本に上陸し、アメリカによる本格的な日本統治が始まる。マッカーサーは戦争犯罪人の一斉検挙とその戦争犯罪を裁くため、活動を開始するが、皇室、特に天皇(片岡孝太郎)に対する戦争犯罪の有無の立証と、天皇が逮捕・処刑された際の、日本国民への影響を考慮していた。

マッカーサーの命を受け、知日家のボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)は調査を開始するが、彼自身も開戦前、大学時代に知り合った、かつての恋人であった島田あや(初音映莉子)の安否を気に掛けていた。10日間という短い制約時間の中でフェラーズは、東条英機(火野正平)、近衛文磨(中村雅俊)、木戸幸一(伊武雅刀)、関屋貞三郎(夏八木勲)ら容疑者、関係者から聴取を行い、開戦に至る隠された真実と終戦における天皇の役割を暴いていくが、天皇が戦争に関与していない証拠を得ることができない。
天皇への戦犯容疑を晴らしたいフェラーズだが、具体的証拠の無いまま最終調査報告書をマッカーサーに提出する。やがて、調査書を読んだマッカーサーは、天皇の人物像を見定めようと、フェラーズに天皇との面会を設定するよう命じる。
キャスト

ボナー・フェラーズ(英語版) - マシュー・フォックス
ダグラス・マッカーサー - トミー・リー・ジョーンズ
島田あや - 初音映莉子
鹿島 - 西田敏行
高橋 - 羽田昌義
昭和天皇 - 片岡孝太郎
木戸幸一 - 伊武雅刀
関屋貞三郎 - 夏八木勲 
近衛文麿 - 中村雅俊
東条英機 - 火野正平
鹿島夫人 - 桃井かおり 
コメント (2)
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映画の前に讃岐うどん屋で【冷やしぶっかけ】を 「讃岐麺房 すずめ」   

2013年08月27日 | 食べる飲む

ようやく映画「終戦のエンペラー」を見ました。映画館は三宮の国際松竹。見る前に「讃岐麺房 すずめ」でランチにしました。
天ぷら二つも、置き場から自分で皿に取ってきました。







映画は奈良橋陽子さんが企画原案を担当したと知った通り、これまでのハリウッド映画では初めての角度から「終戦と天皇」の解釈を
していました。ただ主役の米人と戦前の米国に留学していた日本女性との悲恋が組み合わさっていて私にはもどかしい映画でした。

 確かに、この映画で画かれた解釈は歴史の一つの面であり、ドラマとしても面白い出来でした。登場する日本の俳優の英語の発音はなかなかの
もので、さすがプロは耳で覚える能力は高いものだと感嘆しました。

 映画が始まるとすぐに、コーンパイプをくわえたトミー・リー・ジョーンズ演じる例のマッカーサーが登場し、廃墟になった東京の街が
描写されます。町には牛にひかれた荷車がゆっくり通っていきます・・、あれっ牛かあれは、水牛だよ!なんで?
エンドクレジットで牛の代わりに水牛が登場した理由がわかりました。ロケを主体にした撮影はラストサムライと同じで
ニュージーランドのセットで撮影されていました。インドネシアから輸入された水牛が使われたようです。にしても昭和20年の東京に水牛かよ。
 ハリウッドの映画関係者の組合が強くなり、厳密な労働時間の適用や給与ベースが相対的に高くなり、映画製作が海外に移っている現状が
この水牛に象徴されています。

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