👆ホテル「ケーニヒスクローネ」。中に入ったことはありませんが、朝日ビルに行く手前に出来ました。
映画「トランボ」を見た後、大丸から元町商店街から南京町をぶらつきました。
元町商店街
喫茶店でのコーヒーの代わりに、南京町の片隅にある赤松酒店で角打ち。瓶ビール大瓶と冷や奴、タコ天で合わせて730円。
□□□ 角打ちとは □□□
「角打ち(かくうち)」という言葉は、「広辞苑」(岩波書店)、「日本語大辞典」(講談社)には載っていない。
「日本国語大辞典」(小学館)には、「酒を升にはいったまま飲むこと」。方言として、「升で酒を飲むこと、酒屋の店頭で酒を飲むこと、金銭を出し集めて宴をすること」とある。
北九州では、「酒屋の店頭で酒を飲むこと」を「角打ち」と言う。もともと、秤り売り用の酒を、升を借りて縁に乗せた塩をアテに、その場で立ち飲みしていたものであろう。
酒屋のカウンターで立ち飲みをすることを「角打ち」と言わない地方もある。関西では、酒屋で飲むのは、「立ち呑み」、立ち飲み屋で飲むのは「立ち飲み」らしい。東北では、「もっきり」とも。九州と関東は、酒屋で飲むことを「角打ち」と言うところが多いようである。
ところで、酒屋は酒を販売するところであり、飲ませるところではない。飲ませるところは飲み屋であって酒屋ではない。最近流行のオシャレな「角打ち屋」や「角打ちバー」は飲み屋である。駅の近くにある「立ち飲み」も飲み屋である。北九州で言う角打ちとは、飲み屋ではなく酒屋で立ち飲みすることである。
楽屋ネタ。