阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

日本武道館に「第2回 都道府県対抗弓道大会」を見に行く    その1

2018年11月25日 | 東京あちこち
ときどき弓を引く人をみたくなる。神戸にいた時は労災病院の帰りに王子弓道場で弓をひく姿を見ることが出来たが、東京では住まいの近辺に弓道場はない。
尊敬する「井上ひさし」さんが卒業した大学の弓道部師範を友人がしているので、メールでどこか試合を見ることが出来る機会と場所を教えてほしいと問い合わせた。
返事をすぐもらった。大学はいまリーグ戦の最中だが一般人が学生の試合を見るのは難しい。11月24日に日本武道館で都道府県弓道大会がありますよと教えてもらった。
日本武道館ならまだ行ったことがないのでいいチャンスだと思いでかけた。

北の丸公園の中に入るのも初めてだ。













大きな銀杏の葉は今年はあまり美しいとは言えない。



館内は誰でも入館できたが人は選手と関係者だけで、いい緊張感が流れていた。都道府県対抗での大会はまだ2回目というのに少し驚いた。

ああこういう姿を観たかったんだと思った。矢音も聞こえるような気がするが定かではない。的を射抜いた時の乾いたズんという音が気持ちがいい。
これは弓を引いたことがある人間には嬉しい音色だ。射場は4面拵えてあるから、同じ時間帯に4チームが立つ。
ほんの短い時間だが、的を外した土の鈍い音と射抜いた和紙の乾いた音が切れ目なく、ほぼ同時に館内に響くのは、まるで不思議な曲を聴いているようだった。





私が見ているときは女子選手は誰も的を外さなかった。










予選試合は13中どうしの同中競射が3回くりかえされた。弓道にも技と長期戦に耐える体力が必要だ。

さすが選ばれた社会人主体の選手の皆さんは射形が揃って美しい。見た目に剛さが出てしまう大学弓道とは違いがあるような気がした。
皆さんの弓を引く姿をみて、ああ自分は学生時代に「臍下丹田」ということが出来ていなかったなあと突然思った。
弓を引いてきた人、武道の心得のある人には共通のものがあるような気がする。それは気がせかないということだ。
間というものがあって、機が熟すまであせらないというようなことかも知れない。


この日の歩数:3778歩








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アメリカもゴーン事件の当事者である。「ゴーン事件、現時点での仮説」冷泉彰彦:作家(アメリカ在住)

2018年11月25日 | SNS・既存メディアからの引用記事


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