あらすじ:高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏/じょう・かいり)、
信代の妹の亜紀(松岡茉優)の4人が転がり込んで暮らしている。
彼らの目当ては、この家の持ち主である祖母・初枝(樹木希林)の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。
社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子・ゆり(佐々木みゆ)を、見かねた治が家に連れ帰る。
体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、
それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく……。引用元。
『万引き家族』予告編
是枝裕和監督「万引き家族」は「誰か1人に向けて作っている」 取材先の女児との交流明かす #映画 #eiga https://t.co/D5ecoELR1A @eigacomさんから
— achikochitei (@achikochitei1) 2018年11月28日
『万引き家族』本編映像
☆是枝監督の心中の怒りと興行映画製作の凄腕がうまく化学反応をおこした。彼は我々日本人が作ってきた戦後の日本社会ってこういうことかと突き付けてくる。
リリーフランキー・樹々希林・安藤サクラたちがまた凄い。そして子役の演技でない演技が人間の楽しさや面白さや凄さを教えてくれる。
樹々希林が亡くなる前に撮った日本の映画「モリがいる場所」と「万引き家族」。人は死ぬと翌日から人の口の端に上らなくなるのが普通だが
樹々希林さんは日本映画史に残る女優として残る。映画は有楽町の「丸の内ピカデリー3」で観たがこの映画館での最終上映日だった。
万引き家族上映館:こちら。