赤塚不二夫、ちばてつや、北見けんいち・・。こんなに沢山のそうそうたる漫画家たちがみんな満州引揚げ者とは知らなかった。
どの人の体験記も周囲や時代に対し何の忖度もなく、自身が経験したことをありのままに書かれている、だけにーおもうしろうてやがてかなしき・・というー感じで読んでいる。
自分が属してる国のつい最近の事態だが、専門家の書いた何十冊の近現代史より、この本を読むと この列島で生まれ育ったフツー(普通)の人間が作った集団というか社会が
明治以降やってきたこと、受けてきた事がじわじわとわかってくる。自分の周囲の、付き合って奥が深いというか、こせこせしないというか、
リスペクトしている方にも日本育ちではない満州で生きた後の引揚の方々がかなりいる。皆さん、どこか一味違うのはこういう空気を吸ってこられたからかと・・・。
Wikipediaから部分引用
満州からの引き揚げ
満州に取り残された日本人約105万人の送還は、ソ連軍が一貫して無関心であったため、ソ連軍の撤退が本格化する1946年3月まで、何の動きも見られなかった[16]。一方、米国は、中国大陸に兵士から民間人まで多くの日本人が残留していることが、国共対立が顕在化していた中国社会の不安定要素となることを懸念していた[16]。ソ連軍が撤退し国府軍が東北に進駐を開始するや、米軍の輸送用船舶を貸与して日本人送還を実行に移していった。
早くも同年5月には錦州地区の日本人引き揚げが始まり、夏には旧新京の日本人を含めて本格化し、年内には中共軍支配地域を含めて大半の日本人が引き揚げていった[16]。満州からの引き揚げ者の犠牲者は日ソ戦での死亡者を含めて約24万5000人にのぼり、このうち8万人近くを満蒙開拓団員が占める[16]。
ediaから部分引用:
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