復活節後第2日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「主はわが信実なる牧者」(Hänssler CLASSIC CD 92.036)です。このカンタータは1731年4月8日の初演。ヴォルフガング・モイスリンの同名コラール全5節を、全5曲の歌詞にあてた、いわゆる全詩節コラール・カンタータです。リリングたちの録音は1980年。管弦楽と合唱はいつものように、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライで、独唱者はインガ・ニールセン(ソプラノ)、ガブリエレ・シュレッケンバッハ(アルト)、アルド・バルディン(テノール)、ヴァルター・ヘルトヴァイン(バス)です。