朝夕ずいぶん涼しくなってきて、音楽を楽しむにもよい季節となってきました。今宵きくのはフランソワ・クープランのチェンバロ(クラヴサン)曲。グスタフ・レオンハルトが1995年に録音した「Works for Harpsichord / Couperin / Gustav Leonhardt」(PHILIPS 454 470-2)には、複数の「クラヴサン曲集」から3組曲が収録されており、ここでは第1巻の第2組曲を楽しみます。使用楽器については不明ですが、30年近くまえの録音ながら、まだまだじゅうぶん美しさをとどめています。