これから楽しむのは、ニコラ・ドートリクールとユホ・ポホヨネンによるヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)第3番です。演奏は、ピリオドはもちろん、モダンでも定番となっているヴァイオリンとチェンバロではなく、ヴァイオリンとピアノによるもの。この2017年録音のCD(La Dolce Volta LDV 36.7)では、モダン仕様のストラディヴァリウス(1713年製)とスタインウェイ(D-600557)が選択されています。ともに長調の昨日の第2番と今日の第3番は、モダンのアプローチとしてなかなか楽しめる演奏です。