これから楽しむのは、ファビオ・ビオンディとリナルド・アレッサンドリーニによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ第2番(BWV1015)です。ビオンディのヴァイオリンは、表情豊かで色彩的。ただし、ピリオド楽器のそれというより、モダン寄りな響きで、これは楽器の問題なのかもしれません。そのビオンディの楽器は、ニコラ・リュポ(ドメニコ・モンタニャーナによる)のヴァイオリン。アレッサンドリーニが弾くのはケース・ボム(ドゥルケンによる)のチェンバロです。録音は1995年です。
CD : OPS 30-127/128(OPUS 111)